邦人被害(強盗事件の発生)

以下のとおり、邦人が被害者となる強盗事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 4月11日(月)23時30分頃

2 発生場所

 サンパウロ市パライゾ地区テイシェイラ・ダ・シルヴァ通り(Rua Teixeira da Silva)446付近

コロネル・オスカル・ポルト通り(Rua Coronal Oscar Porto)との交差点付近)

3 事件概要

 被害者2名(当地駐在員及び米国からの邦人出張者)が、パライゾ地区内のレストランから徒歩でホテルへ向かっていたところ、上記地点で、後ろからバイク2台の賊(配達ボックスを背負いデリバリー配達員を装った男2名)が接近し、被害者の目の前を塞ぐように停車した。賊は、けん銃らしきものを見せながら、被害者に対し携帯電話や金品を差し出すように要求。被害者が自ら携帯電話を差し出したところ、賊はけん銃らしきもので被害者の頭を軽く叩き、被害者のポケットに手を入れ、中にあった財布や鍵等、また腕に付けていたスマートウォッチを強奪しそのままバイクで逃走した。犯行は約30秒〜1分程度の短時間で行われた。

なお、被害者に人的被害はなし。

4 被害品

 携帯電話、クレジットカード、現金、身分証、免許証、自宅の鍵、ホテルの鍵、スマートウォッチ。

5 防犯対策

(1)当地では、駐在員の方も多く居住するパライゾ地区等を含むあらゆる場所において、常時けん銃使用の路上強盗事件が発生しております。常に警戒心を維持し、時折周囲に視線を向ける等、警戒心を顕示してください。

(2)特に夜間に人気のない道を徒歩で移動することは避け、必要な際にはできるだけ短い距離であっても車での移動を検討する等、細心の注意を払ってください。

(3)賊は、襲う相手を選んでいることが多いです。移動時は腕時計等の貴金属を外す、ラフな格好をする等、少しでも狙われにくい行動を取ることが大切です。

(4)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、逃走・抵抗またはそれと誤解される素早い動きは絶対にしないでください。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

※ ご帰国、他国に転居等されておられ、帰国(転居)届がお済みでない場合は、誠に恐れ入りますが、以下のとおり手続きをお願いします。

<帰国>

 紙で在留届を提出された方は、当館にFAX・メール等で帰国届を提出して下さい。

 ORRnetを利用されている方は以下のURLから手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。