注意喚起:日系企業の事務所における拳銃強盗事件の発生

●ロチャ県チュイ市に所在する日系企業の事務所において拳銃強盗事件が発生しました。

1 概要

(1)3月25日(金)午後2時頃、ロチャ県チュイ市から郊外へ約3kmに位置する日系企業の事務所に拳銃を所持した2人組(性別不明)がバイクに乗って侵入。

(2)同事務所で勤務していた男性従業員(ウルグアイ国籍)が、来客と誤認し応対しようとしたところ、犯人に拳銃で頭部、顔面を殴られ重症を負った。

(3)犯人は事務所から現金約4万ペソを奪い、乗って来たバイクで逃走。

(4)重症を負った従業員は、病院に搬送され1週間ほどで退院した。

2 注意点

 強盗事件等の一般犯罪は、夜間や人通りの少ない場所において発生する傾向がありますが、昨今では場所や昼夜問わずに発生しており、また、拳銃や刃物を使用した事件も増加しています。(ウルグアイ国内における登録済銃は約60万丁であり、また、同等数の銃が不法に出回っていると言われているため、国民の3人に1人に相当する数の銃が存在する計算となります。)

 日頃から、様々な形態の犯罪に遭遇する可能性を念頭に、周囲を警戒しながら行動するよう心がけてください。

3 予防策

<歩行時>

○人通りが少なく暗い道路を通行しない。

○危険とされている地域へ立ち入らない。

○夜間の単独での外出はできる限り避ける。

○銀行、両替所から出る際は周辺に不審者がいないかどうかよく確認する。

○銀行、両替所からの帰りはできる限りレミースやタクシーを利用する。

○物乞いしてくる少年等が強盗に豹変することもあるので、少年だからといって決して気を緩めない。

○侮辱的な言動などの挑発行為があっても無視する。

○現金やクレジットカードと身分証明書を同一の財布に入れない。

○被害にあったときの為に紙幣を犯人に要求されたら直ぐに出せるよう用意しておく。ただし、ポケットから物を取り出す仕草は拳銃を取り出そうとしていると誤解され、犯人に危害を加えられることになりかねないので注意が必要。

○暴行等を受け、生命の危険を感じたら全力で脱出を試みる。

<運転時>

○運転する時は全ての窓を閉め、ドアロックを確実に行う。

○助手席や後部座席等の外から目に付く所に貴重品(ハンドバッグ、財布、カメラ等)を置かない。

○窓拭き屋が強盗に豹変する場合もあるので注意する。

○自宅を出る際や帰宅した際など、車から乗り降りする時は、付近に不審者がいないかどうか確認する。

○郊外でヒッチハイカーを見掛けても、絶対に乗せない。

<万が一、強盗等に遭遇した場合の措置>

○冷静になる。

○絶対に抵抗しない。

○相手の顔、目を見ない。犯人は顔を覚えられることを嫌がり、顔を見ると危害を加えられる恐れがある。

○財布等を取り出そうとして、むやみに上着やズボンのポケットに手を入れない。犯人から武器を取り出すと勘違いされ、拳銃で撃たれる可能性がある。

 その他、安全対策に関しましては、「海外安全対策情報」や「安全の手引き」もご参考にしてください。

(海外安全対策情報:https://www.uy.emb-japan.go.jp/files/100316576.pdf

(安全の手引き:https://www.uy.emb-japan.go.jp/files/100160259.pdf

新型コロナウイルス感染症関連ホームページ

<外務省海外安全ホームページ新型コロナウイルス感染症に関する緊急情報>

https://www.anzen.mofa.go.jp/

厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス関係>https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

<在ウルグアイ日本国大使館ホームページ(領事情報)>

https://www.uy.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryoji.html

★外務省海外安全ホームページでは、海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので、皆様の海外安全対策にお役立てください。

ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル>

 https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

<海外安全 虎の巻>

 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf

<海外赴任者のための安全対策小読本>

 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_08.pdf

<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>

 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/pamph_04.pdf

★万が一、犯罪被害に遭われた際は、当館領事班までご連絡ください。

★転居・帰国・家族構成の変更等により在留届の記載事項に変更があった場合は、インターネット( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )で変更の手続きをしていただくか、変更届をFAX、郵送またはスキャンデータのメール送信にて当館まで提出していただくようお願いします。

変更届フォーマット:https://www.mx.emb-japan.go.jp/files/000180336.doc

★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は、在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。その他の情報に関する大使館からのお知らせメールの受信登録、削除及びメールアドレスの変更は、次のURLからお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/menu?emb=mx

※このメールは在留届、たびレジに登録されたメールアドレスに配信されております。

※「たびレジ」簡易登録をされた方で、メールの配信を変更・停止されたい場合は、以下の URL から停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

 

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ウルグアイ日本国大使館 領事班

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Tel: +598-2418-7645

Fax: +598-2418-7980

e-mail: ryoji-bu-uruguay@mv.mofa.go.jp