●本日（４月１１日月曜日）、地域抵抗委員会、国軍による政権奪取事案に抗議する大規模デモの実施を呼びかけています。本日のデモはスーダン各地で行われる模様です。
●４月１１日は２０１９年にデモ隊の抗議行動によりバシール政権を打倒した日であり、デモ隊にとっては革命記念日とも言える日ですので、本日のデモは多くの人が参加する可能性があります。
●ハルツームの地域抵抗委員会の呼びかけによれば、デモ参加者は、午後４時にハルツーム地区のセブンステーション（日本大使館の南方約６ｋｍ）、バラベル(セブンステーションの東方約３ｋｍ)、アフリカ大学（バラベルの南方約２ｋｍ）、サラマ食料品店（アフリカ大学南東約５ｋｍ）に集合し６０番ストリートに向かう模様です。
●治安部隊は毎回催涙弾や銃器を使ってデモ隊を制圧しており、現在まで９４名のデモ隊の方が亡くなっています。ブリ地区（ハルツーム空港の北東）等デモが予定されていない場所でも急きょデモが行われ、治安部隊と衝突するケースも増えています。
●デモの行われている場所、またその周辺は、巻き添え被害に遭う可能性が非常に高く大変危険ですので、邦人の皆様におかれましては、デモ等によって人が集まる場所、逃げているデモ隊には決して近づかないでください。万が一、デモ、または、逃げているデモ隊に鉢合わせましたらその場から急いで離れる、障害物に身を隠すなど、自らの安全を守る行動をとるようにお願いいたします。
