ニコラテスラ空港の爆破予告に関する注意喚起について

ポイント

・4月5日(火)15時頃、ニコラテスラ空港に爆発物が設置されているおそれがあることから同空港から人々を避難させる事案が発生、19時まで同空港は閉鎖された。

・同日19時頃、ベオグラード中心地にあるエアセルビア支店にも爆破予告があった。

・3月中旬以降、モスクワ行、サンクトペテルブルグ行の航空便に対する爆破予告が計10回あった。

・いずれも実際に爆発物は見付からなかったものの、今後の情勢次第では本当に爆発物が設置される可能性があるため、身の安全には十分注意を払う必要がある。

4月5日(火)、15時頃、首都ベオグラードに位置するニコラテスラ空港に爆発物が設置されているという報告があったことから、内務省は爆発物処理班を出動させ、中にいた人々を避難させ、同空港を閉鎖する事案が発生しました。

同処理班は前ターミナルを閉鎖した上で捜索活動を行った結果、異常が確認されなかったことから、19時に空港内の閉鎖を解除しました。今回の爆破予告によって、ウイーン、ミュンヘンストックホルムポドゴリツァ、マルタ、ニース、イスタンブール行きなどの航空便の出発が遅延、ベオグラード到着予定であった便は他空港に臨時着陸しました。

また、19時15分頃、航空会社エアセルビアベオグラード支店でも同様の爆破予告があり、同爆発物処理班が出動する事態が生じています。

これまで、3月の中旬以降、計10回、ベオグラード発、モスクワ行き及びサンクトペテルブルグ行きの航空便において爆破予告がなされております。

いずれも緊急着陸をして詳細な調査をするなどした結果、実際に爆発物は見付からなかったものの、今後の情勢次第では本当に爆発物が設置される可能性があるため、身の安全を第一にした行動を原則とし、不用意な行動を取らぬよう十分ご注意ください。

また、これらの爆破予告に伴い、予期しない予定の変更を強いられる可能性もあることから安心かつ余裕のある行動計画の策定に努めるようにしてください。

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