ユーロポールの職員等を騙った詐欺電話に注意

●ノルトラインヴェストファーレン(NRW)州警察等は、ユーロポール(欧州刑事警察機構:Europol)、インターポール(国際刑事警察機構Interpol)、ドイツ警察の職員等を騙った詐欺電話について注意喚起をしています。

●本年3月中、NRW州内の邦人の方に対して、同種の詐欺電話事案が複数件発生しており、電話の相手方はベルリン州警察やユールポールの職員を名乗り、英語で、

・あなた名義の銀行口座がマネーロンダリングに使用されていることが確認された。

・確認のため、あなた名義の口座の銀行名や、預金額を教えてほしい。

・犯罪防止のため、これからあなた名義の全ての銀行口座を凍結する予定である。

・銀行口座内の預金を我々が指定する銀行口座に送金すれば、一部の銀行口座は凍結せずに残しておくことが可能である。

・この電話を切ると、あなたが容疑者と見なされ、身柄の拘束を受ける可能性がある。

などと告げ、現金を騙し取ろうとしたとのことです。

(※)架電元の電話番号は、実在するユーロポールの電話番号と同一番号となっており、NRW州警察等によれば、本件被疑者は、特殊な技術により架電元の電話番号を偽装しているとのこと。

●クレーヴェ郡警察本部(NRW州警察)では、「ユーロポールを含め警察が預金の送金を要求することは決してない。」と注意喚起をしています。以下の防犯アドバイスを参考に、被害防止に細心の注意をお願いします。

<クレーヴェ郡警察本部の防犯アドバイス

・電話の相手方に、個人情報や経済状況の詳細に関する情報を与えないこと。

・電話の相手方の要求に従うことはせず、また、相手の会話に引き込まれたり、圧力をかけられないようにすること。

・ユーロポールは、反則金を科したり、その他の犯罪によってあなたに何らかの措置を行う権限を有していないことから、このような電話には応対せず、早期に切ること。

・暗証番号等を携帯電話に入力することは絶対にしないこと。

・見知らぬ者には絶対に現金を渡さないこと。

■クレーヴェ郡警察本部情報サイト

https://www.presseportal.de/blaulicht/pm/65849/5173777

https://www.presseportal.de/blaulicht/pm/65849/5178778

ニーダーザクセン州刑事庁(LKA)情報サイト

https://www.polizei-praevention.de/aktuelles/anrufe-von-angeblich-europol-oder-interpol.html

■安全の手引き

https://www.de.emb-japan.go.jp/files/100294519.pdf

■外務省海外旅行登録「たびレジ」(3ヶ月未満の渡航の方)

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

■在留届(3ヶ月以上滞在される方)

  https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

スマートフォン用「海外安全アプリ」

  http://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

(お問合わせ先)

○在デュッセルドルフ日本国総領事館

電話 :+ 49 (0)211-16482-20(閉館時は緊急電話対応業者につながります)

FAX :+ 49 (0)211-16482-76

E-mail: konsul@ds.mofa.go.jp

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