リマ市及びカヤオ憲法特別市に対する治安対策のための非常事態宣言の発出

○ペルー政府は、3月18日(金)付の官報にて、リマ市及びカヤオ憲法特別市に対し、45日間の治安対策のための非常事態宣言を発出しました(3月20日(日)〜5月3日(火))。

○今回の宣言により、治安当局が犯罪捜査を目的として、検問等で令状無く所持品の検査や車両内の捜索を行う可能性があります。外出時は身分証を必ず携行するようにしてください。

○引き続き、リマ市内全域で、強盗、ひったくり等の一般犯罪が日中から発生しています。現在は、夏のため、冬に比べ衣類に所持品を隠せる箇所が少なく、犯人は通行人の所持品の場所や形が容易に識別できる状況です。外出に際しては、所持品は最小限度に留め、携行方法にも十分注意するようにしてください。

1 ペルー政府は、3月18日(金)付官報にて、リマ市及びカヤオ憲法特別市に対し、45日間の治安対策のための非常事態宣言を発出しました(5月3日(火)まで)。

官報(スペイン語のみ):

https://busquedas.elperuano.pe/normaslegales/decreto-supremo-que-prorroga-el-estado-de-emergencia-en-lima-decreto-supremo-no-025-2022-pcm-2049465-3/

2 同宣言の発出により、当該地域では期間中、住居不可侵及び集会の自由といった憲法で保障された権利の一部が制限されます。

3 リマ市・カヤオ憲法特別市全域で、引き続き、拳銃を使用した凶悪犯罪を含む強盗、ひったくり等の一般犯罪が日中から発生しており、日本国外務省は同地域に対し、「危険情報レベル1:十分注意してください」を発出し、注意喚起を行っています。渡航・滞在を予定される方、及び既に滞在中の方は、上記情勢に留意の上、犯罪・デモ等の不測の事態に巻き込まれないよう、以下のような安全対策を心掛け、十分注意してください。

(1)報道等で最新の治安情報の入手に努める。

(2)所持品は最小限度に留め、目につかないように携行する。身分証は必ず携行する。

(3)普段は比較的安全と思われる場所でも注意を怠らない。

(4)強盗に遭遇した場合、抵抗することにより傷害、殺人事件に発展するケースもあるため絶対に抵抗はせず、身の安全を第一に行動する。

(5)デモ等が実施された場合には近づかず、デモ等に遭遇した場合は速やかにその場から離れる。

(6)抗議活動が暴徒化した場合の標的になる可能性のある政府機関や警察関連施設には、必要のない限り近づかない。

【問い合わせ先】

在ペルー日本国大使館 領事部

Av. San Felipe 356,Jesus Maria, Lima, Peru

電話:(+51-1)219-9551

Fax :(+51-1)219-9544

consjapon@li.mofa.go.jp

https://www.pe.emb-japan.go.jp/inicio_jp.html

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「たびレジ」は、いざという時、在外公館から滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メールなどが受け取れるシステムです。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

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変更届様式:https://www.pe.emb-japan.go.jp/files/000393257.xlsx

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