強盗(偽警察官)事件の発生(N4)

 邦人2名が、プレトリア方面にN4を走行中、警察を名乗る男らに停車を求められて応じたところ、所持品を奪われ、犯人らの車に乗せられ連れ回された後開放される強盗事件が発生しました。警察を名乗る者などから停車を求められた際は慎重に対応し、安全対策を講じてください。

1 14日(月)昼頃、邦人2名がプレトリア方面にN4を走行中(北西州とハウテン州境付近にあるPelindaba料金所から数キロ先)、セダン車に幅寄せされ、乗車していた警察を名乗る男(警察のIDらしき物を提示)が停車を求めたため、路肩に停車したところ、警察を名乗った男らに脅され、所持品を奪われてクレジットカードなどの暗証番号を教えるよう強要された上、犯人の車に乗せられて4時間近く連れ回された後、見知らぬ場所で解放されたとのことです。

2 つきましては、以下の点に留意して安全対策を講じるようにしてください。

(1)一見警察車両と思えるような青色のライトを点灯させた車(当地の警察車両は青色ライトを使用)や警察を名乗る者に身に覚えのない停車を求められた際は、偽警察官による強盗である可能性を念頭に慎重に対応する。

(2)ハザードランプを点灯させながら、警察署、警備員のいるガソリンスタンドなど安全が確保できる場所まで移動する。閑散とした道路の場合は、一旦大通りまで出る。

(3)警察や契約警備会社などに通報し応援を求める。

(4)警察と判断した場合であっても、確証を得るまでは、ドアや窓を安易に開けずロックしておく、会話のため窓を開ける必要があれば最小限とする、相手に身分証の提示を求めるなど慎重に対応する。

(5)万一、被害に遭った場合は抵抗しない(抵抗すると相手が所持している武器を使用する虞がある)。

3 万一、事件・事故等に巻き込まれた場合は在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

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●在南アフリカ日本国大使館

 H P: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住 所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電 話: +27 12 452 1500 領事・警備

 メール: consul@pr.mofa.go.jp

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