夜間外出禁止令等各種制限の緩和に関する首相代行声明

 2月6日カイユム首相代行は会見を行い、夜間外出禁止令などの新型コロナウイルス対策に関する各種制限緩和を発表しました。

 邦人の皆様におかれましては、フィジー政府の推奨する感染予防策の実施を徹底すると共に、新たな制限等の発表にご注意ください。

首相代行声明:https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/English/ATTORNEY-GENERAL-AIYAZ-SAYED-KHAIYUM-S-STATEMENT-O

1 首相代行声明の概要

2月6日の深夜から現行の夜間外出禁止令は撤廃。ただし、撤廃後もナイトクラブの営業は不許可。一方で、ナイトクラブの一形態として認可されていた多くのバーは、適切な座席の間隔、ダンス禁止、すべてのエリアでの十分な換気などの対策を行う事で、80%の収容人数で午前1時まで営業することが可能。

2月7日より、以下のとおりに変更。

(1)バス、ミニバス、運搬車、タクシーなどの公共サービス車両はマスク着用を条件に、最大乗車定員での運行が可能。

(2)屋内および屋外のスポーツイベントは、観客がマスクを着用することを条件に80%の収容人数で開催することが可能。

(3)通常の事業者、イベント会場、礼拝堂は最大収容人数で営業できるが、高リスク事業者は80%の収容人数での営業が義務付けられる。高リスクなビジネスとは、映画館、バー、スポーツジム、美容院、タトゥーパーラー、ゲームセンターなど。

(4)現在は接触者の追跡を行っていないため、careFIJIアプリ(接触確認アプリ)は店舗や施設への入場には不要となる。ただし、疫学的な状況が変化した場合には、careFIJIアプリが再び必要になる可能性があるため、アプリはそのまま維持することを推奨。

(5)フィジーは高ワクチン接種率の社会であることから、Vax Checkツール(ワクチン接種履歴確認ツール)の使用は不要。しかし、リスト化された高リスク事業者やCare Fiji Certified事業者では顧客のワクチン接種カードを確認することが義務づけられている。

(6)コロナの感染防止の行動は求められており、違反者への罰金は引き続き維持。ただし、インフォーマルな集まり関する規制は、全て撤廃。

(7)マスクの着用に関するガイダンスの全文は、オンラインで公開予定。(2月6日時点で未公開)

(8)12 歳以上の旅行者が(日本を含む)トラベルパートナー国からフィジー渡航する際、フライトの出発予定時刻から 24 時間以内に採取した迅速抗原検査(RAT:Rapid Antigen Test)による陰性証明証も有効となる。これは、高価なPCR検査がフィジー入国時に求められないことを意味する。

2 当館補足

  新型コロナウイルス影響を受けた期間中のフィジー国内における一般犯罪の件数は減少傾向であり、大きな要因として市中感染確認以降、継続して施行されていた夜間外出禁止令の影響が考えられます。今回の制限撤廃により窃盗、強盗、押し入り強盗などの犯罪件数増加が危惧されるため、在留邦人の皆様におかれましては基本的な防犯対策に引き続き留意して生活されてください。フィジーにおける犯罪や邦人被害の傾向、基本的な安全対策は大使館ホームページ中「安全の手引き」に掲載しておりますので参考にされてください。

大使館ホームページ安全の手引き:https://www.fj.emb-japan.go.jp/files/000566567.pdf

海外安全ホームページ(フィジー):https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_076.html

※過去の領事メールは以下より確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0679

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、「たびレジ」に登録されたメールアドレス登録者に自動的に配信されております。周りの方で、本メールを受け取られていない日本人の方がいましたら、在留邦人(3ヶ月以上ご滞在)の方は「在留届」に、短期滞在の方は「たびレジ」にご登録いただくよう、ご紹介ください。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

(たびレジ(変更及び解除含む))

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※「在留届」の変更及び、「帰国届」の提出は以下のURLから手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

メール: ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp

ホームページ: http://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/JAPANembFIJI/

公式ツイッター: https://twitter.com/JAPANembFIJI