新型コロナ(161:【香港情報】ワクチン接種プログラムの拡大、中学の対面授業の停止等)

1月20日(木)、香港政府は、ワクチンの接種可能年齢を引き下げ、5歳から11 歳への接種を開始すると発表しました。

さらに、香港政府は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1月24日(月)までに中学(ノンローカル校及び日本でいう高校も含む)の対面授業及び校内活動を停止すると発表しました。また、教育局は全ての学校に対して2月24日(木)から実施する「ワクチン・バブル」について発表しました。

1 1月20日(木)、香港政府は、1月21日(金)からシノバック製ワクチン(コロナバック)の接種可能年齢を引き下げ、5歳から11 歳への接種を開始すると発表しました。1回目と2回目接種の間隔は 28 日以上あける必要があります。

また、復星医薬/BioNTech製のワクチン(コミナティ)については、予約を2月9日(水)から開始し、2月16日(水)から5歳から11 歳への接種が可能となります。1回目と2回目の接種の間隔は 12 週間あける必要があります。

なお、新型コロナウイルスワクチン接種の際は他のワクチン(インフルエンザ等)の接種日から最低14日間の間隔をあけることが必要です。

子供の新型コロナウイルスワクチン接種の際は、保護者が署名した同意書(https://www.covidvaccine.gov.hk/pdf/Consent_Form_for_COVID19_Vaccination_ENG.pdf) 、子供の写真付きのID(出生証明証や学校の生徒手帳)等の提示が必要となります。

(香港政府コロナワクチン情報サイト)

https://www.covidvaccine.gov.hk/en/

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202201/20/P2022012000714.htm

2 1月20日(木)、香港政府は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1月24日(月)までに中学(注:ノンローカル校及び日本でいう高校も含む)の対面授業及び校内活動を停止すると発表しました。停止期間は各学校の春節休暇が明けるまでとなります。また、非正規のカリキュラムを提供する私立学校(通称「tutorial schools」「補習學校」)は、全てのクラスの対面授業を2月7日(月)まで停止することとされています。この措置は、現在実施されている幼稚園及び小学校に対する措置と同じです。

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202201/20/P2022012000644.htm

3 1月20日(木)、香港政府は、全ての学校を対象として2月24日(木)から実施する「ワクチン・バブル」について発表しました。2月24日(木)から、健康上の問題からワクチンを接種できない者を除き、全ての学校関係者(教員、スタッフ、訪問者等)が校内に入る際は最低1回のワクチン接種証明を提示することが求められることとなります。また、学校に直接雇用されている教員及びスタッフでワクチンを1回しか接種していない者は2月24日(木)から8週間以内(4月21日(木)まで)に2回目を接種することが求められています。健康上の問題からワクチンが接種できない者は、3日おきにPCR検査を受検する必要があります。なお、生徒は本措置の対象外となります。

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202201/20/P2022012000766.htm

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