イスラマバード市内で発生した警察官襲撃事件に関する注意喚起

【ポイント】

〇1月17日(月)深夜、イスラマバード市内で警戒中の警察官がバイクに乗った2人組に襲撃され、警察官1名が死亡、2名が負傷しました。容疑者2名は現場で対応に当たった警察官により、射殺されています。

〇報道によると、今回の事件に関し、パキスタンタリバーン運動(TTP)が犯行声明を発出しました。警察当局はイスラマバード及びラーワルピンディにおいて、テロリスト捜索のための警戒を強化するとしています。

【本 文】

1 1月17日(月)深夜、イスラマバード市内で警戒中の警察官がバイクに乗った2人組に襲撃され、警察官1名が死亡、2名が負傷しました。容疑者2名は現場で対応に当たった警察官により、射殺されています。

2 報道によると、今回の事件に関し、パキスタンタリバーン運動(TTP)が犯行声明を発出しました。警察当局はイスラマバード及びラーワルピンディにおいて、テロリスト捜索のための警戒を強化するとしています。

3 在留邦人の皆様におかれましては、引き続き、以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただきますようお願いします。特に、銃器の発射音等を耳にした場合や、トラブル等不審な点を感じた場合には、身の安全を確保しながら直ちにその場から速やかに離れるようお願いします。

(1)当地の各種報道等より最新の安全情報を入手するようにし、安全な行動を心掛ける。

(2)攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両)、検問所、宗教関連施設、宗教行事開催場所、報道機関等)には出来るだけ近づかないようにし、その他の場所(有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、レストランやマーケット等)での用事についても、短時間で効率的に行なうように心掛け、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知した場合には、速やかにその場から離れるようにする。

(3)抗議活動や集会が行われている場所には、決して近づかない。

(4)移動途中等に集会等に遭遇した場合には、速やかにその場から離れる。

(5)喧嘩やトラブルとなっている場所から速やかに離脱する。

(6)深夜・早朝の移動は極力避ける。

4 なお、上記注意点以外にも、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0 

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

 海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

 また、3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)

○緊急時の連絡先:051−9072500(在パキスタン日本国大使館代表)