1月19日午前0時をもって、全ての地域の非常事態が解除されました。
一方、テロ警戒レベルは一部の地域で維持されています。
1 テロ警戒レベルの発出されている地域
「赤」:アルマティ市、アルマティ州、ジャンブル州
「橙」:ヌルスルタン市 シムケント市
「黄」:北カザフスタン州、パウロダール州、アクモラ州、カラガンダ州バルハシ、西カザフスタン州
2 テロ警戒レベル「橙」について
テロ警戒レベル「橙」は、「テロの脅威に関する確度の高い情報が既にあり、実際に行われる可能性がある状態」を表しており、既にテロが発生した地域に発出される「赤」と同様に高い警戒レベルとなります。首都ヌルスルタン市に加え、14日からはシムケント市も「橙」地域に指定されています。
非常事態は解除されましたが、皆さまにおかれましては、依然としてテロの脅威は払拭されていない現状をご認識頂き、カザフスタン国家保安委員会対テロセンターが示す以下の指針を踏まえて行動して下さい。
(1)「黄」(最も低いレベル)
ア 人々が多く集まる場所における不審物件(放置された鞄や箱等)や不審者に注意する。
イ 不審な郵送物は受け取らない。
ウ 上記動向が認められた場合、周囲に注意喚起する。
エ 治安機関職員が身分確認等を求めた場合は協力する。
オ その他、最新の情報収集に努め、冷静に行動する。
(2)「橙」
ア 「黄」て提示した内容に加え、以下に注意する
イ 身分証明書を必ず携行する。
ウ 人々が多く集まる場所は避ける。
エ 万一の場合の脱出経路を確認しておく。
オ 多くの物を運送携帯しない。
カ 家族と予め緊急時の連絡手段や集合場所等を話し合っておく。
(3)「赤」(最も高いレベル)
ア 「黄」「橙」で提示した内容に加え、以下に注意する。
イ テロの危険性がある場所は避ける。
ウ 子供を外に出さない。
エ 避難の準備をしておく。持ち出す最小限の必要物を選別しておく。
オ テレビやラジオは常時電源を入れておく。
カ 未確認情報や、根拠のない情報をみだりに他人に話さない
キ 現にテロが発生している場所にいる場合は、テロリストの特徴(人数、人相着衣、言動等)を記憶しながらも、刺激せず(目を見ない、写真を撮らない)、安全な場所への待避に努める。
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(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)
○在カザフスタン共和国日本国大使館
住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district
"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan
電話:+7 (7172) 977-843
FAX :+7 (7172) 977-842
○日本外務省領事サービスセンター
電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903
(日本外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)
(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)
(内線)3047