特殊詐欺に関する注意喚起

● 最近、ケニア国内において、スマートフォンのSIMカードをハッキングし、M−PESAアカウントやモバイルバンキングシステムにアクセスをした上で、現金を抜き取るといった特殊詐欺事案が発生しています。

● 特徴としては、携帯会社の社員を名乗る者が電話をかけてきて、ネットワークの不具合を理由に、スマートフォンを操作させ、SIMカードにハッキングするというものです。

● 心当たりのない電話を受けた場合には、毅然とした態度で臨み、絶対に相手の要求に応じないようにして下さい。

1 最近多発傾向にある特殊詐欺事案の特徴

(1)犯行主体

   携帯会社の社員を名乗る者

(2) ハッキングの流れ(一例)

○ 「ネットワークの不具合が発生し、復旧するためには、これから伝える番号を入力してください」旨の伝達から始まる。

○ 言われた通りに番号を入力すると、突然電源がオフになり、再度オンにするとSIMカードがハッキングされている。

○ ハッキングされた場合、犯人は、銀行口座に紐付けられているモバイルバンキングシステムやM−PESAアカウントにアクセスできるようになり、現金を引き出すことができるようになる。

2 対処方法(警備対策官からのアドアイス)

○ 特殊詐欺の手口は1つだけではありません。登録のない電話に出る場合は、「詐欺」の可能性があるものとして、はじめから十分に警戒して下さい。

○ 心当たりのない電話を受けた場合には、毅然とした態度で臨み、決して要求に応じないように心がけて下さい。

○ 万一被害に遭った場合は、速やかに警察に届け出てください。

○ 今次の事例について、職場や家庭で共有して頂きお互いに注意を促して下さい。

【お知らせ】

※ 在ケニア日本国大使館領事警備班では、当館緊急情報配信用ツイッター

https://twitter.com/JapanEmbKE_EMR)にて、ケニア保健省発表の新型コロナウイルスの感染状況及び検査数に占める陽性率について毎日情報を発信しています。是非この機会にフォローしてください。

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令和4年1月17日

ケニア日本国大使館

電話:020−2898−000(24h対応)

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