新型コロナウイルス(ナミビア政府による措置の一部強化)

 12月14日、ガインゴブ大統領及びシャングラ保健・社会サービス大臣は、会見を開き、ここ2週間の新型コロナ感染者数の増加を踏まえて、15日で終了する現行の新型コロナ措置を一部強化する旨発表しました。主要な点は以下のとおりです(今回発表された原文は以下のリンクをご覧ください。)。

(大統領ステートメントhttps://www.na.emb-japan.go.jp/files/100272562.pdf

(保健大臣ステートメントhttps://www.na.emb-japan.go.jp/files/100272564.pdf

1(大統領の説明)

 2020年3月13日に、ナミビアにおいて最初の新型コロナ感染者が確認されてからこれまでの間、累計で130,849人が感染し、遺憾ながら、同じく累計で3,578人の死者を出した。

 ここに来て、新型オミクロン株により高い感染率を経験しており、第4波のパンデミックに入ったと言わざるを得ない。

(保健・社会サービス大臣の補足説明)

(1)現在、日毎の新型コロナ新規感染者数が、2週間前に比較し2倍になっており、12月10日は一日で最高の1,041人の感染者を記録した。11月16日から12月12日までの27日間の陽性率は8.5%に上昇してきている。なお、11月16日以前の陽性率は1.9%であった。

(2)また、12月13日現在で、ワクチン接種率は一回目接種者が25.9%で、完全接種者は21.8%に留まっている。従って、引き続き積極的なワクチン接種を勧奨する。更に、希望者については、ブースターとしての3回目接種も可能とする。なお、その際、1・2回目接種時と異種のワクチン接種も可能とする。

2 現行の新型コロナ措置が明12月15日で終了することを踏まえて、12月16日から明年1月15日までの間の新たな措置として、一部の措置を次のとおり強化することとする。

(1)集会等の人数制限

 スポーツ観戦、埋葬式等を含めて集会等の人数を200人までとする(現行500人)。

(2)ナミビア入国時のPCR陰性証明書

ナミビア国籍者、外国国籍者を問わず、ナミビア到着前72時間以内に検体を採取して取得したPCR陰性証明書を提示すること(現行一週間以内)。

・フライトの遅延等により陰性証明書が72時間を過ぎている者については、ナミビア入国時に自己支弁によりPCR検査を受けてもらい、更に、同検査の陰性結果が出るまで同じく自己支弁により隔離施設に入ってもらうこととなる。

(3)ナミビア入国時のランダム・テストの実施

 ナミビア入国者について、ランダムに検査を実施し、更に、当該ランダム・テスト対象者が陽性の場合にはサンプル的にゲノム解析検査を実施する。

【ご参考】

○日本国厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/index.html

感染症情報)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html

○日本国国立感染症研究所コロナウイルスに関して)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

〇外務省海外安全ホームページ

https://www.anzen.mofa.go.jp/

参考:査証についてのご案内(外務省HP)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/index.html

参考:日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

(連絡先)

ナミビア日本国大使館 領事班

住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia

開館時間:8:30-12:45 13:45-17:00

電話:+264 61 426 700

FAX: +264 61 426 749

E-mail:consul@wh.mofa.go.jp

ホームページ: http://www.na.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html