新型コロナウイルス関連情報(11月30日現在:国内制限措置の変更)

○ポイント

●11月26日、スロベニア政府は、国内制限措置の一部変更を発表しました。詳しくは本文をご確認ください。

○本文

 スロベニアの国内制限措置に関する政令が改正され、最新の国内制限措置は、以下のとおりとなっています。本変更を反映した以下の措置は、11月27日から有効です。

1 RVT/PCT条件(回復証明、ワクチン接種証明、陰性証明の携帯若しくは提示)を満たすためには、RVT/PCT証明書と同時に、有効な身分証明書を提示する必要があります。RVT/PCT証明書の提示は、12歳以上の方に義務付けられます。

2 店舗等の入店制限

 店舗等の面積に応じた入店人数の制限が再導入されます。入店可能な人数については、それぞれの店舗入り口に掲示されます。

3 児童・生徒及び学生の検査

 以下の対象者は、1週間に3回(48時間ごとに1回)、抗原セルフ検査キットによる検査が必要です。この検査をしない場合、対面での授業には参加できず、リモートで授業に参加することとなります。また、プライマリー、セカンダリー及びその他の学生は、薬局において無料で抗原セルフ検査キットを入手することができます。(一月に一人15個まで)

(1)児童

(2)生徒

(3)学生

(4)教育機関で教育を受けている大人

(5)課外活動に参加するもの(音楽学校や宗教教育機関等)

4 使用可能マスクの制限

(1)全ての公共屋内または敷地内、ケーブルカーを含む交通機関の利用において使用が認められるマスクは、サージカルマスクまたはFFP2マスク(以下、保護マスク)のみであり、布マスクの使用は禁止されます。

(2)公共の場所等に於いて、1.5メートル以上のソーシャルディスタンスを確保できない場合(2世帯以上の乗員を乗せた自家用車内を含む)、保護マスクの使用が義務づけられます。

(3)以下の例外に当てはまる場合は、保護マスクの使用が義務ではありません。

・6歳までの子ども

・就学前の子どもに関わる教育者およびアシスタント等

・高等教育の教師がガラスまたは同様の材料で作られた防護壁の後ろで講義する場合

・公共屋内において、少なくとも3メートルのソーシャルディスタンスが確保されている会場での講演者

・公的な文化イベントのパフォーマー

・個別のスピリチュアルケアを提供する宗教従事者

・スポーツトレーナー

・保護マスクの使用が不可とされる特別なニーズのある者

・スポーツトレーニング、ダンス、音楽学校等の生徒

・レストラン等におけるRVT/PCT条件を満たす利用客

聴覚障害者、盲ろう者、難聴者との直接のコミュニケーションにおいて、1.5メートル以上のソーシャルディスタンスを確保できる場合、もしくはガラスのパーティションを設置できる場合(手話通訳者を含む)

・配達された商品や郵便物の受領者

5 飲食店の営業制限

 レストランやバー等の飲食物を提供する店舗の営業が制限されます。

(1)営業時間制限:午前5時から午後10時まで

(2)面積に応じた入店人数制限

(3)ダンスや社交プログラムのための音楽および飲食物を提供する店舗の閉鎖

6 集会、集まり等の制限

 原則、RVT/PCT条件を満たす特別に許可された集会以外の人の集まり等が制限されます。

(1) 近親者および同一世帯以外の人との集まりの禁止

(2)すべての公開イベントおよび集会、祝賀会、結婚式等の開催の制限

7 文化・スポーツイベントの開催制限

 全ての参加者がRVT/PCT条件(回復証明、ワクチン接種証明、陰性証明の携帯若しくは提示)を満たし、保護マスクを着用の上、固定された席の場合は、参加者同士の間を1席空けることで、また、可動式の席の場合は、席参加者同士が1.5メートル以上の距離を確保することで開催が許可されます。

 なお、会場での飲食物の提供および消費は禁止されています。

8 大規模な会議及び展示会の開催

 全ての参加者がRVT/PCT条件を満たし、保護マスクの使用および参加者同士が1.5メートル以上の距離を確保することを条件に開催が認められます。

 展示会については、主催者が独立した出入口を確保して人の流れが一方向になる措置をとる必要があり、さらに屋外で開催する場合には、会場をフェンスで囲い、専用の入り口からのみ入場できるようにする必要があります。

 原則として会場での飲食物の提供及び消費は禁止されますが、例外として、屋外で開催される展示会および屋台での飲食物の提供および消費は認められます。

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