【大使館からのお知らせ】新型コロナウイルス・ワクチンの接種に関する当局の発表

【ポイント】

 11月15日、ナイジェリア一次医療促進局(NPHCDA)のシュアイブ長官は記者会見し、ナイジェリアにおいてワクチン接種が進んでいないため、19日から大規模ワクチン接種キャンペーンを開始する旨、また、ワクチン接種記録の確認方法やワクチンの調達状況などについて説明しました。

【本文】

1.11月15日、ナイジェリア一次医療促進局(NPHCDA)のシュアイブ長官は記者会見し、ナイジェリアにおけるワクチン接種・調達状況、ワクチン接種記録の確認方法など説明しましたので、ご参考までに、概要を以下のとおりお知らせいたします。

 この説明は以下のURLから閲覧可能です。

 https://www.facebook.com/NPHCDA/posts/257070956461330

(1)15日の時点で、ナイジェリアにおける新型コロナ・ワクチン接種者数は以下のとおりで、それぞれ対象者全体の5.3%、2.9%に過ぎない状況です。

 (1回接種)5,891,305人

 (2回接種)3,252,067人

(2)年末に向け、十分な対策を取らないまま、旅行、大勢の集会や再会を伴う年末行事に参加することは非常に危険であり、改めて、ワクチン接種の必要性を強調したい。新型コロナが存在し、明らかに命に関わるものであることは、誰もが認めるところであり、中には、友人や家族、同僚を失った方もいる。

(3)新型コロナに対する積極的な対策を講じなければ、経済の低迷と社会的な不便さなど逆境から立ち直ることは難しく、現在のところ、新型コロナに対する最大の保証はワクチン接種である。したがって、NPHCDAは、集団免疫獲得に向け、関係機関と協力して、大規模なワクチン接種キャンペーンを11月19日から開始し、2022年1月末までには、国民の少なくとも50%にワクチンを接種したいと考えています。

(4)ワクチン接種カードを違法に入手(売買)した者は、法の裁きを受けることになる。具体的な調査を行っている不正事案もあり、調査が終了すれば、不正を行った者の氏名を公開します。

(5)NPHCDAは、ワクチン接種記録を確認するためのオンライン・システムを開始しており、次のウェブサイトにアクセスしてもらえれば、記録を確認することができます。

 www.vaccination.gov.ng/verification-guide

 なお、新たにワクチンを接種された方は、接種後24時間以上経ってから、確認するようにしてください。また、何らかの理由でウェブサイトにアクセスできない場合は、NPHCDAのヘルプライン(0700 220 1122)にご照会ください。

(6)最近のワクチン調達状況は次のとおりです。

 10月下旬にCOVAX経由で、3,924,000回分のアストラゼネカ製ワクチンを受領。

 先週はCOVAX経由で、ドイツ、スイス及びイタリアの各政府から寄付された1,022,400回分のアストラゼネカ製ワクチンを受領。

 COVAX経由で、12月〜来年1月に米国政府から4,953,600回分のモデルナ製ワクチンを受領予定。

 連邦政府は、ファイザー製及びモデルナ製ワクチンについて、それぞれ1,199万回分、1,220万回分以上を調達予定であり、また、AVATT(アフリカ・ワクチン取得タスクチーム)を通じて、ジョンソン&ジョンソン製ワクチンを3,980万回分調達。

2.このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

○在ナイジェリア日本国大使館(領事班/医務班)

 Consular Section, Embassy of Japan

 所在地:No.9, Bobo Street, Maitama, Abuja, NIGERIA.

 電話:(234)(0)90−6000−9019

   :(234)(0)90−6000−9099

(通常の電話受付時間:土日祝日を除く、08:00〜12:00、13:00〜17:30)

 メール:visanigeria@la.mofa.go.jp