【大使館からのお知らせ】ポーランドとの国境付近の動向に係る注意喚起(11月16日)

ベラルーシ在留邦人の皆様

たびレジにご登録の皆様

〈ポイント〉

●各国の報道機関は、非常に多くの移民がベラルーシポーランドとの国境に集まり、EUへの越境を試みていると報じています。

●邦人の皆様におかれましては、グロドノ州及びブレスト州のポーランドとの国境に近い各都市への不要不急の外出を控え、特に「Брузги(Bruzgi)」検問所付近には安易に接近することがないようお願いします。

1 各国の報道機関で報じられているように、現在、ポーランドとの国境において、ベラルーシ経由でEUへの移住を試みることを目的に、イラクやシリア等の中東籍と見られる移民が集結しています。

特に、グロドノ州の「Брузги(Bruzgi)」検問所においては、移民キャンプが設置され、国境を挟んでベラルーシ側の多数の移民とポーランド側の国境警備隊とのにらみ合いが続いています。

2 なお、ベラルーシ国家国境委員会公式ホームページによると、新型コロナウイルス感染症の影響により、ベラルーシの「永住許可(разрешение на постоянное проживание)」または「一時居住許可(разрешение на временное проживание)」を有する場合を除き、外国人による陸路でのベラルーシへの入国(鉄道等を含む)は原則停止されています。

ベラルーシから陸路で出国する場合、ベラルーシの「永住許可(разрешение на постоянное проживание)」または「一時居住許可(разрешение на временное проживание)」を有する者及び新型コロナウイルス感染状況の「レッドゾーン」指定国からベラルーシへ入国した者を除き、外国人の移動に規制はありませんが、当面の間、陸路でのポーランドへの移動は避けることが安全の観点から重要です。

新型コロナウイルス感染症に関連する出入国規制の詳細については、下記リンク先をご参照下さい。

https://gpk.gov.by/covid-19/en/

3 また、ベラルーシの国境から約30kmはボーダーゾーンに指定されており、無許可で立ち入った場合、治安当局に拘束される可能性があります。

※参考:ベラルーシ国家国境委員会公式ホームページ(ボーダーゾーンについて)

https://gpk.gov.by/en/border-zone-borderline/

4 邦人の皆様におかれましては、常に最新情報の入手に努めるとともに、グロドノ州及びブレスト州のポーランドとの国境に近い各都市への不要不急の外出を控え、国境付近、特に「Брузги(Bruzgi)」検問所付近には安易に接近しないでください。

※「たびレジ」に簡易登録した方でメールの受け取りを希望しない方は、以下のURLから変更・停止の手続きをしてください。

(変更)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/auth

(停止)https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

※「在留届」を提出した方で帰国、移転した方は、以下のURLで帰国又は転出届を提出してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

ベラルーシ日本国大使館

電話:+375-17-203-6233, 6037

閉館時間中の緊急連絡先:+375-29-667-6869

E-mail: NIPPON-emb@mk.mofa.go.jp (代表)

HP: https://www.by.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html