パキスタンに到着する国際線に対する制限解除

【ポイント】

○11月4日付パキスタン航空当局(CAA)公告によると、11月10日以降、パキスタン国内に到着する国際線の運行制限を解除すると発表しました。

○同公告によると、11月5日以降、パキスタン入国時に実施していた抗原検査(RAT)は一部の国(本文参照)を除いて不要となります。

パキスタン国内に到着する国際線を利用する「18歳以上」の搭乗者は新型コロナウイルスワクチン接種証明書又は接種できないことを証明する書類が必要となります。

○引き続き、パキスタンに到着する国際線の乗客に義務づけている「出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書」の対象は、6歳以上となっております。

【本 文】

1 パキスタン航空当局(CAA)は11月4日、「パキスタンに到着する国際線へのガイドライン」の変更を発表しました。主な変更点は以下のとおりです。

(1)11月10日以降、パキスタン国内に到着する国際線の運行制限を解除します。

(2)パキスタン国内に到着する国際線を利用する「18歳以上」の搭乗者は新型コロナウイルスワクチン接種証明書又は接種できないことを証明する書類が必要となります。(詳細は「10月1日以降、パキスタン出入国時に必要なワクチン接種証明」 https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=120618 をご参照ください。)

(3)11月5日以降、パキスタン入国時に実施していた抗原検査(RAT)は、以下に指定する「高リスク国」及び「カテゴリーC」に該当する国を除き、不要となります。

*高リスク国:アフガニスタンエチオピア、ドイツ、イラン、フィリピン、ロシア

*カテゴリーC:アルメニアブルガリアコスタリカイラク、メキシコ、モンゴル、スロベニア、タイ、トリニダード・トバゴウクライナ

(カテゴリーCに該当する国からの入国は国家指揮運用センター(NCOC)が規定する特例を除き入国禁止となっています。)

2 引き続き、パキスタンに到着する国際線の乗客に義務づけている出発前72時間以内のRT-PCR検査(*1)陰性証明書の対象は6歳以上となっております。詳細は、ご利用予定の航空会社・旅行代理店等にお問い合わせください。

*1:RT-PCR検査に用いる検体採取部位については、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)を用いた検査が原則となっています。

3 当処置は、今後、パキスタン国内のCOVID-19感染状況により適宜変更されますので、引き続き、政府当局の発表にご注意ください。

4 なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ:

http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm

○外務省海外安全ホームページパキスタン):

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0 

厚生労働省HP:「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにして下さい。3か月以上滞在する方は、緊急事態に備え、必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

また、3か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#参照)

○緊急時の連絡先:051-9072500(在パキスタン日本国大使館代表)