米国の新たな水際措置(ワクチン接種証明提示の義務化)

米国の新たな水際措置(ワクチン接種証明提示の義務化)が発表されました。

 11月8日から海外から米国に入国する外国人に対し、ワクチン接種証明の提示が義務化されます。

 このうち空路で入国する際の措置の詳細が以下の内容で発表されましたので、米国への御出張等に際し、御留意願います。

【施行日】

2021年11月8日0時01分(米国東部標準時)(日本時間11月8日13時01分)

渡航に際して必要となるもの】

1. 陰性証明書

・2歳以上の全ての航空機に搭乗する旅客

【国際線に搭乗旅客(2歳以上)が陰性証明を取得するタイミング】

完全接種者:出発前3日以内

非完全接種者:出発前1日以内

2. 米国滞在中の連絡先情報

米国行きフライトに搭乗する全ての旅客は、利用航空会社に以下の情報を提供し、提供した情報が完全かつ正確であることを確認(confirm)することが求められる。

<提供する情報>

・氏名(旅券上の表記)

・米国滞在中の住所(郵便番号や番地を含む)

・主な電話番号

・その他電話番号/緊急の電話番号

・メールアドレス

※米国滞在中に電話やEメールへのアクセスができない場合は、(日本の連絡先ではなく)滞在先ホテルや滞在を共にする友人、親戚の連絡先などを記載。

3.ワクチン接種証明

(1)対象

航空機で外国から米国に入国する18歳以上の非移民である非米国市民(一部免除有)

ア) 免除が認められる者

・米国市民、米国国籍を有する者、合法的に永住権を有する者

・航空会社の乗務員(乗務に従事する者に限る)及び以下の者は、「例外宣誓書」を航空会社に提示することで免除される

・外交官、外国政府の公式訪問団(米国政府・外国政府等からの公式書簡が必要)※

・18歳未満の者

・特定のワクチン治験でワクチンを完全接種した者(治験参加の文書が必要)

・健康上、ワクチン接種が禁忌である者(医師の署名等が記載されたレターが必要)

・人道的/緊急時(米国政府が認めることを証明する公式書簡が必要)※

・有効な非移民ビザ(除:B-1短期出張・商用、B-2短期観光)を持ち、かつワクチン供給に限りがある国(アフガニスタン、エジプト、イラクミャンマー等)からの入国※

・米軍従事者、およびその配偶者・子ども

・船舶乗務員※

・米国の国益とみなされる者(米国政府の公式書簡も必要)※

(※のうち、米国に60日以上滞在を予定する者は、60日以内、又はCDCが定める医学的に適切な時期に、ワクチン接種を完全接種することに同意し、接種の手配を行うことが必要)

イ)上記アの「例外宣誓書」の提示を行うことにより、ワクチン接種証明の提示を免除される者は、米国入国から3〜5日後の検査、及び、陰性の場合であっても7日間の自己隔離が必要

(ただし、18歳未満の者については、ワクチン接種証明を保持する大人に同伴して入国する場合は、コロナの感染が疑われる症状が無い限り、隔離は不要。)

(過去90日以内にCovid-19より回復したとの証明がある場合を除く)

(2)認められるワクチン接種証明

文書タイプ

ア 検証可能な記録・証明(紙・デジタル)

QRコードのあるワクチン接種証明、デジタルパス

(例:英国国民保険サービス(NHS)Covidパス、EUデジタルCovid証明等)

イ 接種記録・証明(紙)

印刷されたワクチン接種記録/証明

→国、地方自治体、または認可されたワクチン提供機関によって発行されたもの。

(例:CDC接種記録カード)

ウ 接種記録・証明(デジタル)

ワクチン接種記録/証明のデジタル画像

→公衆衛生局、政府機関、または認可されたワクチン提供機関からダウンロードされたもの。QRコードの無い携帯アプリ。

※完全接種であること

・1回接種のワクチンを接種して14日経過していること

・2回接種が必要なワクチンの2回目接種を終えて14日経過していること

・認められるワクチンの交差接種(少なくとも17日間隔)を受けて14日経過していること

・特定のワクチンの治験において、必要な回数の接種を終えて14日経過していること

※上記に加え、以下の提示が必要

・パスポート/渡航文書に記載されている個人情報と一致する個人ID

(氏名、生年月日が少なくとも記載されたもの)

・記録・証明を発行している公的機関の名前

(例:公衆衛生局、政府機関、または認可されたワクチン提供機関等)

・ワクチンの製造元/ワクチン接種の日付

(3)認められるワクチン

【1回接種】FDAにより認可されたワクチン:Janssen/J&J

【1回接種】WHOにより認可されたワクチン:Janssen/J&J

【2回接種が必要なワクチン】FDAにより認可されたワクチン:Pfizer-BioNTech,Moderna

【2回接種が必要なワクチン】WHOにより認可されたワクチン:Pfizer-BioNTech, Moderna,AstraZeneca, Covishield, BIBP/Sinopharm, Sinovac

【問い合わせ先】

モザンビーク日本国大使館 領事・警備班

TEL:+258-21-499-819

FAX:+258-21-498-957

メール:embjpmoz@mp.mofa.go.jp

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