【領事メール】【COVID-19】特定施設の入場のためのQRコード提示の義務化(10月30日から)

10月29日、沿海地方政府は、当地における新型コロナウイルス感染状況の悪化を受け、当初11月15日より導入予定であった特定の施設への入場に際するQRコード提示の制度を前倒して明日30日より導入する等、感染症対策措置を強化する旨発表しました。なお、外国人の扱いは明記されていないものの、基本的には当地在住の外国人も対象になる可能性があります。この点について、当館から関係当局にも引き続き確認中であり、詳細が判明次第お知らせします。

 今般の沿海地方政府決定に基づき、明日30日より以下の措置が導入されます。

1 ショッピングセンターにおける外食サービス(フードコート等)、子供用プレイルーム及びゲームセンターのサービス提供が一時的に停止されます。

2 当地に居住する、或いは一時的に滞在する住民は、ソーシャルディスタンスを保ち、呼吸器を守る個人防護用品及びその他の衛生・感染症拡大対策措置を遵守しなければなりません。

3 法人又は個人事業主が営む外食サービス、文化、体育・スポーツ分野の活動を実施する建物に入る際は、ワクチン接種を証明する有効なQRコード、或いは(新型コロナウイルス感染症の)罹患歴を示すQRコードを提示しなければなりません。なお、その際は身分証明書も携行しなければなりません。当該QRコードはポータルサイト「ゴスウスルーギ」を通じて取得することができます。QRコードは電子機器上、或いは書面にて、スマートフォンタブレット端末等の機器でスキャンできる形で提示されなければなりません。

4 未成年(当館注:18歳未満)の沿海地方住民、或いはワクチンに対する医学的な禁忌反応を有する者はQRコードを提示しなくて構いません。その場合、18歳以上の住民は施設を訪問する際、医療機関による所定の書式での証明書を提示しなければなりません。

5 営業が一時停止していない外食サービス、文化、体育・スポーツ分野の雇用主は、指定のQRコード又は証明書の提示なしに従業員及び訪問者を施設内に入れてはなりません。

6 午後11時〜午前6時の間は、住民によるレストラン、バー、カフェを含む外食施設への訪問が制限されます(デリバリーを除く)。なお、バスターミナル、鉄道駅、海港駅、空港における施設はこの対象となりません。

7 ワクチン未接種の60歳以上の沿海地方住民は居住地等において自己隔離を行わなければなりません。

8 沿海地方における国家機関、地方行政府及び雇用主は、60歳以上の従業員及び慢性疾患を抱える者を、ワクチン接種をして抗体を作り出すために4週間のテレワークとさせることが推奨されます。また、従業員がワクチン接種をする場合は、2日間の有給休暇を与えることとなっています。

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