モスクワ市における各種措置等(10月28日からの各種措置)

【ポイント】

モスクワ市は、10月28日(木)から11月7日(日)までを非労働日と定め、市内における各種制限措置につき発表しました。主なポイントとして、食料品、医療品及び生活必需品を扱う商店以外の営業停止(但し、遠隔でのサービス提供は制限されず、レストラン、カフェの営業はテイクアウト及びデリバリーに限り営業)等が挙げられています。

【本文】

1 大統領令により、全土で原則10月30日から11月7日までを非労働日と定められたことを受け、昨21日、モスクワ市長令によりモスクワ市における制限措置が発表されました。主なポイントは次のとおりです。

(1)10月28日(木)〜11月7日(日)の措置

●市のインフラ維持業務、企業の給与事務や施設警備などの職種を除く、企業従業員の職場への出勤停止。

●食料品、医療品及び生活必需品を販売している商店以外の商店、美容院、スポーツジムや映画館、娯楽施設等の営業停止。

●レストラン、カフェはテイクアウト及びデリバリー営業のみ可。

●劇場及び博物館・美術館は営業は可能だが、集客数の上限を最大収容人数の50%以下とし、来訪者のQRコード所持、マスク着用を義務付ける。

●政府機関主催のものを除く、大規模な文化行事、観戦行事等は禁止。

(2)11月8日以降の措置

●劇場及び博物館・美術館での来訪者のQRコード所持の義務を継続し、集客数は最大収容人数の70%以下とする。

●コンサートや文化行事等、500名以上集客するイベントでの来訪者のQRコード所持を義務付け。

詳細は、モスクワ市ウェブサイトをご参照下さい

https://www.mos.ru/city/projects/measures/

https://www.mos.ru/city/projects/covid-19/?onsite_molding=1 

2 また、隣接するモスクワ州でも類似の制限措置が発表されている他、多くの連邦構成主体において、地域ごとに異なる制限措置等が発表されています。詳細は各連邦構成主体、自治体の情報をご確認いただき、不要不急の外出は控えるなど、感染防止にご留意ください。

3 なお、この期間も当館は通常どおり開館します(但し、11月4日(木)及び5日(金)はロシアの祝日による休館日)。

【問い合わせ先】

在ロシア日本国大使館領事部

電 話:(495)229−2520

メール:ryojijp@mw.mofa.go.jp   

HP:http://www.ru.emb-japan.go.jp/japan/index.html