邦人被害(ATMでの窃盗事件の発生)

以下のとおり、邦人が被害者となるATMでの窃盗事件が発生しましたので、お知らせします。

1 発生日時

 9月20日(月)午前11時30分頃

2 発生場所

 サンパウロ市イタインビビ地区のスーパーマーケットExtra内、地上階のATM(Extra Hipermercado - Itaim Bibi, Rua Joao Cachoeira 899)

3 事件概要

(1)被害者(60代男性)が、上記場所のATMで現金を引き出し立ち去ろうとしたところ、賊(30代、白人男性)から、「データ入力画面が残っていて、次の人が使用できない」として支店及び口座番号を入力する画面が表示されたATMを指さしながら呼び止められた。銀行の案内文のような紙を提示され、早くATM操作を行うようにと急かされたため、被害者は過去に見たことのない画面を不審に思いつつも自身のカードを再度ATMに挿入した。

(2)次に、別の男(40代、白人男性)が現れATM操作を指示されたので、指示に従い操作したところ、その際、男に暗証番号を盗み見られるとともに、隙を見てカードを抜き差しされ、別名義のカードにすり替えられた。

(3)賊はそのまま姿を消し、自身のカードの盗難に気づいた被害者は銀行支店に急行し、カードの利用停止手続きを行ったものの、銀行への移動中の約20分程度の間に、複数回に分けて不正に現金を引き出された。

(4)なお、被害者に人的被害はなし。

4 被害品

 銀行キャッシュカード及びその後の不正引き出しによる現金

5 防犯対策

(1)ATMを利用する際は、営業時間中の銀行内にあるものや、防犯カメラの範囲内にある等のなるべく警備の目が多く安全性の高いATMを選び、周囲に怪しい人物がいないか、ATM自体に不審な点がないか留意する。

(2)他人の指示によるATM操作や、他人の目前でのパスワード入力を行わないようにする。

(3)ATM操作を終えた際は、画面が初期画面に戻ったことを確認して立ち去る。

(4)銀行カード等の盗難に気づいた際は、可能な限り早く銀行に連絡してカードの利用停止を依頼する。(万が一の際の連絡先を平常時から控えておく。)

(5)万が一事件に巻き込まれた際は、抵抗を試みると命の危険もあることから、逃走・抵抗またはそれと誤解される素早い動きは絶対にしない。

【問い合わせ先】

 在サンパウロ日本国総領事館 領事部

  電 話  (55-11)3254-0100

  メール  cgjassist@sp.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録された方でメール配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願い致します。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delite

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<帰国>

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  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

<転居>

 最寄りの在外公館に紙で提出するかORRnetを利用して在留届の提出をお願いします。