ノルウェー政府による新型コロナウイルス感染拡大防止措置(社会再開計画の第3段階継続等:9月2日付)

●2日、ソールベルグ首相他は記者会見を行い、現行の社会再開計画の第3段階を継続すること及び一部規制措置の緩和等を発表したところ、その概要は以下のとおりです。

1 現状分析

(1)ノルウェーにおけるパンデミックはデルタ株の感染拡大及び夏季休暇以降の人々の接触増加により状況が悪化している。我々は子どもや若者にとって学校生活が通常通りのものになることを望んでおり、「緑」レベルで新学期を始めるよう推奨した。いくつかの場所では生徒、教師及び自治体にとって新学期は厳しいものとなっている。自治体は状況により良く対応するために時間を与えられなくてはならない。それ故、社会再開計画の第3段階を継続する。

(2)政府はより多くの人がワクチン接種を完了するまで感染拡大の抑制を継続したいと考えている。各地方における感染拡大は地域的な措置によって対応されるべきであり、感染の少ない場所に影響を与えるような全国的措置を講じることは適当でない。

(3)いくつかの場所では学校は感染の影響を強く受けている。感染は若年層の間で特に増えており、13歳から19歳の間で顕著にみられる。

2 TISK業務(検査、隔離、感染追跡、自宅待機)の変更

(1)政府は、TISK業務を維持するが、各自治体及び国の当局間で対話を行い、業務を調整する計画を立てている。

(2)TISK業務の調整とは、自宅待機要件の対象を家族及び右に準ずる近親者のみを含めるようにすることなどを意味する。

(3)感染追跡は家族及び右に準ずる近親者のみに対し行い、感染者本人もしくは感染者の両親、学校及びスポーツチーム等が検査を受けるべき濃厚接触者に対し連絡を行うこととなる。

3 イベント参加人数の変更

(1)新型コロナウイルスワクチン証明書の提示を求め、固定席があるイベントの制限人数を屋内の場合には5,000人(現行の措置では3,000人)、屋外の場合は1万人(現行の措置では7,000人)とする。なお、収容可能人数の50%までを制限人数とする措置は維持される。

(2)右変更は9月4日(土)午前0時より適用される。

4 今次の発表の詳細は、以下で確認が行えます。

https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/blir-staende-pa-trinn-tre/id2869987/

【送信元】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電 話: (+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

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