新型コロナウイルスに関する情報共有(8月22日)

1 9月3日から緑色警戒レベルの適用

 17日、新型コロナウイルス対策国家医療タスクフォースは、40歳以上のブースター接種対象者の75%がブースター接種を完了しており、近々目標とする80%以上の接種を達成する見込みであるので、9月3日から、緑色警戒レベルを適用する予定であると発表。

2 17歳以下の子供に対するワクチン接種

(1)3歳から11歳の子供に対するワクチン接種の承認

 17日、新型コロナウイルス対策国家医療タスクフォースは、3歳から11歳の子供のうち、呼吸器疾患、心疾患、糖尿病、がん、ダウン症、先天性異常及び肥満といった免疫力の低下を伴う病気に罹患している者に対するワクチン接種を承認したと発表。

 20日、同タスクフォースは、3歳から11歳の子供に対するシノファーム製のワクチン接種の登録が開始されたと発表。

(2)12歳から17歳の子供に対する接種可能ワクチンの追加

 17日、同タスクフォースは、12歳から17歳の子供が接種できるワクチンについて、ファイザー・ビオンテック製に加え、シノファーム製も選択できるようになったと発表。

(3)17歳以下の子供に対するワクチン接種の重要性

 同タスクフォースは、17歳以下の子供はウイルスが拡散し得る無症状での潜伏期間が4日間にも及ぶことから、公衆衛生を守るために該当する子供のワクチン接種を確実に実施することの重要性を強調。

 なお、17歳以下のワクチン接種については、いずれも保護者の同意と立会いが必要。

3 60歳以上の者及び免疫不全者に対するブースター接種

 17日、新型コロナウイルス対策国家医療タスクフォースは、ファイザー・ビオンテック製若しくはアストラゼネカ製ワクチンを2回接種してから6か月経過した60歳以上の者及び免疫不全者に対するブースター接種を承認したと発表。ワクチンの種類については、ファイザー・ビオンテック製か、1・2回目に接種したワクチンと同じ種類かを選択することが可能。

 また、10月1日から、当該ブースター接種対象者については、ブースター接種を受けるまで「BeAware」アプリ上のワクチン接種状況を示す「盾」マークが自動的に緑色から黄色に変化し、ブースター接種後に緑色に戻ることも示されました。

4 新型コロナウイルス警戒レベルに基づく教育機関の運営方針を発表

 17日、教育省は、新型コロナウイルス警戒レベルに基づく公営及び民間の教育機関の運営方針を発表。

 同方針では、対面授業とリモート授業の両方を併用した方式を採用し、対面授業に戻ることは生徒の保護者の判断にゆだねられるとしています。警戒レベルが、緑色、黄色、オレンジ色の時には対面授業の実施が認められるが、赤色レベルでは全ての教育機関はリモート授業に移行しなければならないとされています。

 各警戒レベルに基づく基準は以下のとおり。

(1)緑色

 100%の生徒が対面授業可能。少なくとも0.5メートルのソーシャルディスタンスを確保。

(2)黄色

 対面授業が可能な生徒数は、定員の50%まで。少なくとも1メートルのソーシャルディスタンスを確保。

(3)オレンジ色

 対面授業が可能な生徒数は、定員の30%まで。少なくとも1メートルのソーシャルディスタンスを確保。

(4)赤色

 全ての教育機関はリモート授業に移行。

5 レッドリスト国の更新

 17日、民間航空局は、レッドリストの対象国を月1回更新することとし、次の更新は9月3日に予定していると発表。

 

6 スプートニクVワクチン接種者に対するブースター接種の有効性に関する研究

 20日、新型コロナウイルス国家医療タスクフォースは、スプートニクV接種者に対するブースター接種の有効性を判断するための研究を実施すると発表。

 スプートニクVの2回目接種を6か月前に受けた者は、ファイザー・ビオンテック製かスプートニクVのブースター接種を選択して、この研究に参加できることとされています。

【問合せ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  https://www.bh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/aboutus.html

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