新型コロナウイルス感染状況に関するマダガスカル政府発表(8月8日)

●8月8日(日)、ラジョリナ大統領がマダガスカル国営テレビ(TVM)で演説し、二週間のマダガスカル全土に対する国家保健非常事態の延長を宣言したほか、今後のコロナ対策について発言がありました。

●事態は刻々と変わりますので、最新情報の入手に努めてください。

1 感染状況について

 8月1日から8日までの新規感染者は38人、新規快復者は71人、新規死亡者は1人であり、感染拡大を制御することができている。この数値をもって、マダガスカルは感染の第二波に打ち勝つことができたと言える。

2 今後の措置について

(1)国家保健緊急事態をマダガスカル全土で2週間延長する。

(2)夜間外出禁止令を解除する

(3)野外におけるイベントについては観客数の制限なく実施することができる。

(4)屋内においては、引き続き400人以上の集会は禁止する。

3 国際フライトについて

(1)主にデルタ株の感染防止のため、マダガスカルの国境閉鎖は継続され、閣議決定による特別許可の対象者を除き、国外からの入国は引き続き禁止される。

(2)海外で足止めされているマダガスカル人の帰国のための特別フライトを8月22日、28日、9月12日、19日に、パリ・アンタナナリボ間で計4便運航させる。これらの便は、パリ発アンタナナリボ着の片道のフライトである。

(3)国境再開は、マダガスカルの状況よりも寧ろ国際的な感染状況を見て判断される。

4 ワクチンについて

(1)ワクチンの接種は義務ではない。各個人の選択の自由が尊重される。自分はCVO(注:ラジョリナ大統領が推奨する薬草を用いたマダガスカル国産新型コロナウイルスの予防・治療薬)を飲んでいる。

(2)これまで届いたアストラゼネカ製ワクチン「Covishield」25万回分、米政府の協力によるジョンソン&ジョンソン製ワクチン30万2400回分に加えて、中国よりシノファーム製ワクチン30万回分が供与された。また、世銀よりワクチン支援のため1億ドルが供与され、これによりジョンソン&ジョンソン製ワクチン1千万回分を調達する。

(3)観光業に携わる者は優先的にワクチンの接種を受けることができる。

 事態は刻々と変わりますので、引き続き政府から最新情報の入手に努めるとともに、手洗い、うがい、マスク着用などの通常の感染症対策を行い、体調に異常がある方は早めの医療機関受診を心がけてください。

【参考:関連する日本のウェブサイト】

新型コロナウイルス感染症(外務省 安全海外ホームページ)

https://www.anzen.mofa.go.jp/

新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省ウェブサイト)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

日本国国立感染症研究所コロナウイルスに関して)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc/2482-2020-01-10-06-50-40/9303-coronavirus.html

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