注意喚起:グアナファト州における拳銃を使用した車両強盗事件の発生

7月17日(土)18:00頃、グアナファト州セラヤ・サラマンカ間の45号線側道で拳銃を使用した車両強盗事件が発生しました。

1 事件概要

 7月17日(土)18:00頃、セラヤ市からサラマンカ市方面に向かうため45号線を走行していたが、予定が変わりセラヤ市を出てすぐに引き返すこととなった。Uターンをするため、ナビの案内に従い側道に入ったが、ほどなくして黒い車(RVタイプ)がスピードを上げて追い抜いていくも、その前方にトラックが走行していたため暫くの間3台数珠つなぎで走行する形となった。

その後、側道は中央分離帯のある対面一車両となり、所々Uターンするために中央分離帯に切れ目が設けられる状況となっていたが、突如、前方を走行していた黒い車が中央分離帯の切れ目のある場所で停車、車両の後部座席の左右のドアから20代〜30代と見られる2名の男性が下りてきて、銃を向けて被害者に下車するよう指示、身に着けていた貴重品、車内に積んでいたバック及び車両を強奪し、そのまま中央分離帯の切れ目からUターンをしてサラマンカ方面へ走り去った。

 一連の行動はわずか1〜2分程度の間に行われ、被害者は前方を犯人車両に塞がれたため他車線へ避難することもできず、中央分離帯が続いてたため、バックでの避難も困難な状況を作られていた。

 拳銃を使った犯行であったが、被害者は犯人の指示に従ったため、幸いにも怪我はなかった。

2 注意事項

(1)車両強盗事件は、早朝や夕方の時間帯に、狙われやすい交通量・人通りが少ない道路や、その道路に面している利用率が低い店舗の駐車場やガソリンスタンドで発生しています。

(2)都市間の移動については、高速道路や幹線道路を利用し、交通量の少ない道路や普段走行しない道は避けて走行して下さい。

(3)カーナビや携帯ナビを利用される方も多いかと思いますが、ナビは最短ルートを案内します。案内されたルートは、一度安全な場所で停車してルートの確認をするか、走行中にナビで案内された道が危険だと思ったら運転者の判断で別ルートを選定するなどして下さい。

(4)万が一、強盗に遭遇してしまった場合、急な動作は犯人を刺激し攻撃される危険性が高いため、落ち着いて犯人の指示に従ってください。

(5)セラヤ市周辺については、過去にも同様の車両強奪事件が発生しておりますので、十分ご注意下さい。

3 車両強奪事件に関する過去の参考情報(在レオン総領事館サイト) 

https://www.leon.mx.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000409.html 

(問い合わせ先)

在メキシコ日本国大使館

住所:Paseo de la Reforma No. 243, Torre Mapfre Piso 9, Col. Cuauhtemoc, C.P. 06500 Ciudad de Mexico.

Tel:+52(55)5211-0028(代表番号が不通の場合:+52(55)5091-3081)

Fax:+52(55)5207-7030

メール:ryojibu@me.mofa.go.jp

在レオン日本国総領事館

住所:Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato

Tel: +52(477)343-4800

Fax: +52(477)764-0603(領事班)

メール: ryojibu@lo.mofa.go.jp

★万が一、犯罪被害に遭われた際は、管轄の各領事班までご連絡ください。