フィジー国内での新型コロナウイルスの市中感染例に関する続報97及び大使館からお知らせ

 7月20日、フィジー保健・医療サービス省は、新たに1,054件の新規感染例を確認したと発表しました。ポイントは以下のとおりです。邦人の皆様におかれましては、フィジー政府の推奨する感染予防策の実施を徹底すると共に、新たな制限等の発表にご注意ください。

保健省発表:

https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/English/STATEMENT-BY-THE-PERMANENT-SECRETARY-FOR-HEAL-(12)

COVID-19無料電話ヘルプライン:158

1 保健省発表

(1)感染者が増加している地域の内訳は、保健省のCOVID-19ダッシュボード及びフィジー政府のFacebookにて公開されます。

COVID-19ダッシュボード:http://bit.ly/3vE2ZBb

(2)新たに12件のCOVID-19による死亡例が確認されました。死亡した感染者は、53歳から92歳の男女であり、その内11名はワクチン未接種、1名は2度目のワクチンを未接種でした。

 さらに3件のCOVID-19陽性患者が死亡しました。しかし、これらの死亡例は既存の病気が原因であると医師によって判断され、COVID-19以外による死亡例として分類されました。

(3)フィジー国内感染者数等総計

  総感染者数:19,352件(内本年4月から:19,282件)

  現在の陽性者数:14,943件

  回復者数:4,233件(前日比343件増)

  死者数:125件(内本年4月から:123件)

  COVID-19以外による陽性者死者数:51件

  死因調査中:30件

(4)7月19日の時点で401,404人(接種対象の68.4%)が初回のワクチン接種を受け、80,894人(接種対象の13.8%)が2回目の接種を完了しています。

(5)COVID-19への感染はスバ‐ナウソリ封じ込め地域全体に広がっています。いずれかのCOVID-19の症状が現れた場合は、検査結果を待たずに、自身が感染していると想定して自宅で自主隔離する必要があります。

 COVID-19の症状には咳、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、倦怠感/極度の疲労感、味覚や嗅覚の喪失、頭痛、体の痛み、のどの痛み、発熱、下痢、目の充血、発疹のいずれかが含まれます。これらの症状がある場合は次の行動をとって下さい。

ア 直ちに家族を含む他の人から自らを隔離し、自宅で過ごしてください。そして可能な限り家族と2メートルのソーシャルディスタンスを確保してください。

イ 可能であれば、最寄りのスクリーニングクリニックでCOVID-19の検査と助言を受けてください。口と鼻を覆うマスクを着用し、他人から2メートルのソーシャルディスタンスを確保してください。

ウ スクリーニングクリニックまでは公共交通機関の利用は避けてください。利用せざるを得ない場合は、口と鼻を覆う適切なマスクを常に着用し、他人から2メートルのソーシャルディスタンスを確保してください。

(6)COVID-19の深刻な症状には次のものがあります。

・呼吸困難

・胸部の持続的な痛み、または圧迫感

・数日続く激しい頭痛

・新たな錯乱(new confusion)、目覚めまたは目が覚めた状態を保つことが困難となる(inability to wake or stay awake)

・青白い、灰色の、または青色の、皮膚、唇または爪床(爪の内側の皮膚部)

(7)スバ-ナウソリ地域で、重度のCOVID-19の症状が見られる患者を受け入れる医療施設を指定しました。上記の重篤な症状が見られる場合には、直ちに次の指定された医療施設にて受診してください。医療施設に行けない場合は165番に電話してください。

・CWM病院

・FEMAT病院、Vodafone Arena

 重度の症状が見られるナウソリ在住の方は以下の施設にて受診してください。

・Nausori Health Centre

・Wainibokasi病院

2 大使館からのお知らせ

(1)出国に伴う手続きについて

 令和3年4月22日にフィジー政府より発表された出入国制限に伴い、7月20日現在、フィジーからの出国に際しては、保健医療サービス省等の許可が必要ですが、出国許可申請や封じ込め地域の境を越える移動の手配については基本的には航空会社を通じて取りまとめて行うこととなりました。そのため各種申請は各航空会社からの指示に従ってください。

(2)フィジー国内での感染拡大について

 現在、フィジー国内での新規感染者が急増しており、医療体制もひっ迫しております。在留邦人の皆様におかれましては、ご自身の健康状態、年齢、海外旅行保険の保障内容、フィジーの医療体制、ワクチン接種等を勘案の上、対応を検討願います。

※過去の領事メールは以下より確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0679

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、「たびレジ」に登録されたメールアドレス登録者に自動的に配信されております。周りの方で、本メールを受け取られていない日本人の方がいましたら、在留邦人(3ヶ月以上ご滞在)の方は「在留届」に、短期滞在の方は「たびレジ」にご登録いただくよう、ご紹介ください。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

(たびレジ(変更及び解除含む))

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※「在留届」の変更及び、「帰国届」の提出は以下のURLから手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

メール: ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp

ホームページ: http://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/JAPANembFIJI/

公式ツイッター: https://twitter.com/JAPANembFIJI