7月15日から8月5日までの行動規制について

13日、バングラデシュ政府(内閣府)は、当地での新型コロナウイルスの感染状況を受け、7月15日〜7月23日と7月23日〜8月5日のそれぞれの期間の行動規制について、発表しました。イード前は行動規制を緩和する一方で、イード後は、行動規制を更に厳格化させるようです。

1 バングラデシュ政府は、イスラム教の祭典「イード・ウル・アズハ」に伴い、人々の移動や経済活動などを正常化させるため、これまでに実施したすべての規制を、7月15日から23日午前6時までの期間は緩和することを決定しました。ただし、その期間であっても、マスク着用を含む保健ガイドラインの厳格な遵守は求められています。

2 7月23日午前6時から8月5日までの主な行動規制は、以下のとおりです。

(1)すべての政府機関や政府機関に準ずるもの、民間の事務所は閉鎖される。

(2)道路、鉄道、水路や、国内線を含む公共交通機関(※国際線は含まない)、すべてのエンジン付き車両の運行はできない。

(3)ショッピングモールやマーケットを含む、すべての店舗は閉鎖される。

(4)すべての観光地、リゾート、コミュニティセンターや娯楽施設は閉鎖される。

(5)すべての工場は閉鎖される。

(6)社会的(結婚式、誕生日、ピクニック、パーティー等)、政治的、宗教儀式等の集会は行うことができない。

(7)政府職員は居所にとどまり、EメールやSMS、ワッツアップ等を使ってオンライン業務を遂行する。

(8)法執行機関や緊急サービス(例えば肥料・種苗・農薬・農業機器などの農業製品、穀物や食料品の輸送、救援活動、保健サービス、新型コロナウイルスのワクチン接種、国民IDカードの配布、徴税関連、電気、水道、ガス、燃料、消防、電話、インターネット、マスメディア、民間警備、査証関連業務、社会保障関連業務、郵便、銀行、医薬品関連やその他の緊急サービス・物資の供給など)に従事する職員と車両は、その所属機関のIDを携帯すれば外出ができる。

(9)緊急物資輸送のために使われるトラック等の貨物運搬車両、貨物列車、貨物運搬船は措置の対象外となる。

(10)港(空、海、河川、陸)、その関係の事務所は措置の対象外となる。

(11)生鮮食料品・生活必需品を扱う店は、午前9時から午後3時まで感染対策を講じた上で営業できる。業界団体、マーケット当局、地方自治体はこれを徹底すること。

(12) 薬や日用品の購入、医療サービス、遺体の埋葬等の緊急の場合を除き、屋外に出ることはできない。違反者には法的措置を講じる。

(13)ワクチンカードを提示すればワクチン接種のために外出することができる。

(14)ホテル・レストランその他の飲食店は午前8時から午後8時まで、持ち帰りまたはオンラインでのみ営業できる。

(15)国際線の運航は継続する。渡航者は、予約票を提示すれば車両で空港へ移動することができる。

3 イード前に行動規制が一旦緩和されることになり、感染のリスクはむしろ今よりも高くなると思われます。最近も、在留邦人の感染者数は日に日に増えておりますので、今後も気を緩めることなく、より一層の感染対策を徹底してください。

また、今後も報道などから最新情報の入手に努めていただき、ご自身・ご家族の安全に十分留意してください。

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■在バングラデシュ日本国大使館領事班

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