新型コロナウイルス(アプリの使用勧告)

〇6月26日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、外国人を含むラオスで生活する全ての人に対し、行動追跡等の機能を有するアプリ「Lao KYC(ラオ・スースー)」の使用を求める通知を発出しました。通知全文については、以下Iをご覧ください。

〇また、同委員会が7月6日の会見で行った説明は以下IIのとおりです。

◯なお、現時点でアプリのダウンロードは可能ですが、一部機能が開発中のほか、ほとんどの機能がラオス語標記のみとなっています。

I 通知全文

2021年6月26日

対策特別委員会通知第3725号

件名:追跡アプリ「ラオ・スースー」使用の勧告

対象:外国人を含むラオスで生活している全ての人

行動追跡と接触者への通知を効率化するためにアプリを導入する。

1 スマホを持っている人は、LaoKYCアプリをインストールし、「ラオ・スースー」サービスにアクセスすること。人の出入りがある全ての施設は、スマホで入場を記録できるように、スキャン用QRコードを設置すること。スマホを持っていない人は、入場時に電話番号を告げ、施設運営者に代理で登録してもらうこと。行動履歴は、安全と秘密を守るためラオス国内のデータセンターに30日間保管する。

2 公共施設、レストラン、商店等、利用者が入場する全ての施設は、ウェブサイトLaoKYCで各自のQRコードを作成し、施設利用者が入場を記録できるようにすること。

3 技術通信省、保健省、その他関係省庁が連携し、試験運用及び全国展開の方法、手順、期間を詳細に定めること。

4 全てのセクターは、実施に協力すること。

5 中央・地方の対策特別委員会、その他関係省庁は、上記の施設におけるマスク着用、検温、及び「ラオ・スースー」アプリによる入退場記録の実施に違反する者に対する措置を検討すること。

6 アプリの使用にはインターネット接続料金が発生しない。質問がある場合は電話1919まで。

以上通知する。

副首相兼対策特別委員長

キーケオ

II 同委員会の説明

1 iOSAndroid対応、データ料金無料。

2 機能:利用者の症状確認(iFeel)、訪問先の確認(iGo)、足取りの記録(Timeline)、ワクチン接種のオンライン予約(iVac)、検査のオンライン予約(iTest)の5機能を持つ。

(1)

iFeel機能:感染リスクのある者が自分の症状をアプリに登録すると医師がフォローできる。

(2)

iGo機能:訪問先の店舗等にあるQRコードを読み取ると、以前に感染者が訪問したことがあるかどうか確認できる。

(3)

Timeline機能:自分の訪問先を記録し、過去の足取りが確認できる。

(4)

iVac機能:ワクチン接種のオンライン予約ができる。

(5)

iTest機能:検査会場での密集を避けるために検査の事前予約ができる。

3 その他

(1)

現在、海外渡航時に利用できるワクチンパスポート機能を開発中。

(2)

Lao KYCアプリはアプリストアでダウンロード可能。QR Codeを作成する場合は以下のサイトから登録する。

https://www.laokyc.gov.la/

【問い合わせ先】 在ラオス日本大使館領事班

開館時電話:021-414-400〜403

閉館時緊急電話:020-5551-4891

メール:consular@vt.mofa.go.jp

※大使館からのお知らせメールの配信停止は,以下のURLから手続きをお願いいたします。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/delete?emb=lao

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