フィジー国内での新型コロナウイルスの市中感染例に関する続報84

 7月7日、フィジー保健・医療サービス省は、新たに791件の新規感染例を確認したと発表しました。ポイントは下記とおりです。邦人の皆様におかれましてはフィジー政府の推奨する感染予防策の実施を徹底すると共に、新たな制限等の発表にご注意ください。

保健次官声明:

https://www.fiji.gov.fj/Media-Centre/Speeches/English/STATEMENT-BY-THE-PERMANENT-SECRETARY-FOR-HEALT-(6)

COVID-19ダッシュボード:

http://bit.ly/3vE2ZBb

COVID-19無料電話ヘルプライン:158

1 3件のCOVID-19による死亡例が確認されています。1件目はラミのQauia村在住の61歳男性で、重度の呼吸困難でCWM病院の救急部門に搬送され、翌日亡くなりました。同人は2週間、息切れを含む重度のCOVID-19の症状を経験していました。同人はワクチン接種を受けていませんでした。

 2件目はRaiwaqa在住の75歳男性で、CWM病院の救急部門に到着時に医師により死亡が確認されました。これは同人が自宅または病院への搬送中になくなったことを意味します。家族によると少なくとも5日間は、発熱や全身衰弱などの症状で自宅において体調を崩していました。同人はワクチン接種を受けていませんでした。

 3件目はToorak在住の67歳男性で、およそ1週間COVID-19の症状を示した後に保健省の対応班が自宅を訪れ、CWM病院に搬送しました。病院で病状が悪化し、入院から11日後に死亡しました。同人は6月中旬に1度目のワクチン接種を受けていましたが、2度目を受けていませんでした。

 この他、COVID-19陽性者の3名が死亡しました。しかし、これらは医師によってCOVID以外を原因とする死亡例として分類されています。

2 37件の患者が回復し、現在6527件の陽性者が隔離されています。昨年3月に最初の感染者が確認されて以来、合計7940件の感染例が確認されており、1355件が回復しています。本年4月に始まった感染拡大では7870件が確認されています。現在、COVID-19による死亡者数は42件で、そのうち40件が今年の4月に始まった感染拡大により確認されました。COVID陽性の19件が他の病気が原因で死亡しました。

3 スバ・ナウソリでの感染の増加のため、自宅でのスクリーニング及び検査は、当面の間例外的な場合を除き、中止します。スバ・ナウソリに居住する人で、咳、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、倦怠感、頭痛、体の痛み、のどの痛み、発熱、下痢、目の充血、味覚や嗅覚の喪失などのCOVID-19の症状がある、または、感染者の濃厚接触者であった場合は、以下の措置を取ってください。

(1)直ちに可能であれば家族を含む他の人から隔離願います。

(2)可能であれば、最寄りのスクリーニングクリニックでCOVID-19の検査を受けてください。

(3)スクリーニングクリニックまでは公共交通機関を使わないようにしてください。使わざるを得ない場合は、マスクを着用し、他の人から十分な距離を取るようにしてください。

 他の地域に居住する人については「158」に電話して各地域の医療チームからアドバイスを受けてください。

FEMAT野外病院はCOVID-19専用の病院への移行を開始しました。また、COVID-19の症状がひどく自分で病院まで行けない際に連絡するための緊急番号の「165」を立ち上げました。

 重度のCOVID-19感染者が自宅で死亡したり、病状が進行してから医療施設を受診し、1〜2日以内に死亡しています。重度のCOVID-19は医療上の緊急事態であり、適切な治療の遅れは、死亡リスクの可能性を高めます。COVID-19の深刻な症状には次のものがあります。これらの症状のいずれかがある場合には、すぐに最寄りの医療施設に受診してください。

・呼吸困難

・胸部の持続的な痛み、または圧迫感

・数日続く激しい頭痛

・新たな錯乱(new confusion)、目覚めまたは目が覚めた状態を保つことが困難となる(inability to wake or stay awake)

・青白い、灰色の、または青色の、皮膚、唇または爪床(爪の内側の皮膚部)

※過去の領事メールは以下より確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0679

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、「たびレジ」に登録されたメールアドレス登録者に自動的に配信されております。周りの方で、本メールを受け取られていない日本人の方がいましたら、在留邦人(3ヶ月以上ご滞在)の方は「在留届」に、短期滞在の方は「たびレジ」にご登録いただくよう、ご紹介ください。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

(たびレジ(変更及び解除含む))

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※「在留届」の変更及び、「帰国届」の提出は以下のURLから手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

FAX:(679)330-2984

メール: ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp

ホームページ: http://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

公式フェイスブックhttps://www.facebook.com/JAPANembFIJI/

公式ツイッター: https://twitter.com/JAPANembFIJI