新型コロナウイルス(エチオピア出入国又は乗継ぎ時におけるデジタル陰性証明の提出)

 6月2日、エチオピア保健省は、増加するPCRテストの偽造証明書への対抗措置として、エチオピアを出国又は入国、あるいは同地にて乗り換えを行う全ての旅行者に対し、デジタル陰性証明の提出を求める措置をとることを発表しました。

 同措置の本実施は7月1日からですが、6月7日から既にデジタル陰性証明の提示を推奨されております。エチオピアを来訪又は同地での乗り継ぎを検討している方は、無用なトラブルを避けるため、デジタル陰性証明を事前取得されることをお勧めします。

※ 本措置は、エチオピアを出国又は入国、あるいは同地での乗り継ぎの際に求められる措置です。日本入国に際しては、従来どおり厚生労働省の定める書式の提出が必要であり、帰国の予定がある方は、引き続き当館領事班までの連絡をお願いします。

【概要】

● 各旅行者は、AU基準のTrusted Travelシステムに必要事項を登録することで得られるデジタルコードの提示が求められることとなります。

● 本デジタルコードは、アフリカ連合(AU)及びアフリカ疾病管理センター(Africa CDC)、PanaBios社とで協同して構築したオンラインシステムを利用するもので、このシステム上にアカウントを作成、所要の情報や検査所で取得した陰性証明書の画像をアップロードすることによって、デジタルコードを取得することができます。

<ログイン/アカウント登録画面>

https://login.xchange.panabios.org/cas/login?service=https%3A//trustedtravel.panabios.org/accounts/login/?next=%2F

<Trusted Travelの手続き方法(ケニア政府発表)>

https://africacdc.org/wp-content/uploads/2021/01/Travel_Guide_Simplified_Kenya_MOH_combined_version-1.pdf

エチオピア出国時】

 エチオピアを出国するにあたり、同地で認可された検査所にてPCRテストを受ける必要があります。そのいずれもが、上記のTrusted Travelの登録機関であり、検査後は検査所又はadmin@panabios.orgから送付されるメールの指示に従い、Trusted Travelコード(TT)を取得します。

エチオピア入国又は乗継ぎ時】

 現在、ルワンダ及びブルンジの双方において、Trusted Travelに登録されているPCRの検査所はありません。TTを取得する代わりに、従来どおりRBC(ルワンダ)、INSP(ブルンジ)で取得した陰性証明をスキャン又は写真撮影したものをシステム上にアップロードする必要があります。

 ログイン後の画面にてCheck-inを選択すると、検査所名の記入や検査証明書をアップロードする画面に移行することができ、これらの情報を登録することによって、TTの代わりとなるinstant Travel Code(TC)を取得することができます。

【注意点】

● 虚偽文書をアップロードする行為は、行為者の将来の旅行に何らかの影響を及ぼすおそれがあります。

● 7月1日以降は、TT又はTCコードと連携していない陰性証明書は受けつけてもらえません。

● 本措置は、アフリカ大陸内のみならず、他の地域からの旅行者に対しても求められるものです。

  日本からエチオピアを経由してルワンダ又はブルンジへの入国を検討されている方についても同様の措置が求められることを念頭に置いてください。

● エチオピアのみならず、ケニアやガーナ等の他のAU加盟国においても同様の措置(TT又はTCの取得とデジタルコードの提示)が確認されております。他のアフリカ諸国への旅行を検討されている方も、旅行先における陰性証明の提示体制について事前に確認されることをお勧めします。

【関連情報リンク】

 Trusted Travelホームページ

https://africacdc.org/trusted-travel/

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

緊急時の連絡は、下記連絡先までお願いいたします。

ルワンダ日本国大使館 

領事班(福元・笹尾・木全)  

+250-25-250-0884

https://www.rw.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html