(再送)新型コロナウイルス対策(インドネシアにおける在留邦人のワクチン接種)

○先のメールの送信先に不備があったため、再送いたします。

インドネシアに在留する外国人のワクチン接種については、インドネシア政府からの正式発表が行われていません。

●企業所属の方は、企業主導の自主接種(「ゴトンロヨン・ワクチンプログラム」)を通じて接種が可能です。また、それ以外に、地域・地方政府の方針によっては、外国人への接種も行われているとの情報がありますが、地域の事情によって異なるとのことです。お住まいの地域の自治体等にお問い合わせください。

インドネシア政府には、在留邦人へのワクチン接種機会を提供するよう、引き続き働きかけていきます。

1 インドネシアにおける在留邦人のワクチン接種に関し、当館としては、インドネシア政府に対して希望者の接種を可能とするよう働きかけてきているところです。しかしながら、現時点において、インドネシア政府は、全ての外国人がワクチン接種の対象になるといった公式な方針を示しておらず、公式文書も発出していない状況です。

2 実際には、いくつかのケースで外国人の接種が可能となっていることを確認しています。

(1)「ゴトンロヨン・ワクチンプログラム」

5月27日、インドネシアにおいて、企業主導の自主接種「ゴトンロヨン・ワクチンプログラム」が開始されました(一部企業に対しては、5月18日から先行して開始されているとのことです。)。公式文書は発出されていないものの、インドネシア政府の記者会見やインドネシア商工会議所(KADIN)の情報によれば、「ゴトンロヨン・ワクチンプログラム」は外国人も対象としているとのことです。また、実際に、在留邦人が「ゴトンロヨン・ワクチンプログラム」を活用してワクチン接種を受けたとの情報も頂いています。

「ゴトンロヨン・ワクチンプログラム」については、KADINが参加企業の受付・とりまとめを行っていますので、詳細については下記にお問い合わせください。

◎KADINワクチンホットライン(WhatsApp)

0812−9618−7177

0812−9618−7277

0812−8219−8977

0812−1917−3177

(2)一般住民を対象とした政府主導の無料ワクチンプログラム

 原則、インドネシア政府は、外国人の住民を政府主導のワクチンプログラムの対象とするとの方針は示していません。しかしながら、地域・地方政府によっては、外国人(在留邦人)もワクチン接種の対象となっているとの情報や、在留邦人の方にも接種が行われたとの情報に接しています。インドネシア政府新型コロナウイルス対策タスクフォース等に確認したところ、これには全国統一的な方針はなく、書面では通知されていないとのことですが、各地方政府は、その医療施設(fasilitas kesehatan)を通じて住民のニーズやワクチンの備蓄量に応じた接種を展開することを認められており、その範囲内での外国人への接種の実施は妨げられないとのことです。

ジャカルタ首都特別州健康局に確認したところ、優先接種の対象に該当すれば、外国人であっても、最寄りの医療施設のワクチン供給が充分ある限り、無料でワクチン接種を受けることは妨げられないとの説明がありました。また、受付・接種の可否、ワクチンの種類、登録方法の詳細は、最寄りの医療施設に問い合わせる必要があるとのことです。なお、その地域のワクチン供給量次第で、インドネシア人の接種が優先され、外国人は後回しにされることはあり得る由です。

 ワクチン接種を希望される方は、接種の可否やその他の詳細について、お住まいの地域の自治体(アパートメントのマネージメントや隣組(RT/RW))や保健所(Puskesmas等)にお問い合わせいただく必要があります。なお、現時点では、一般的に、当地における一般住民の接種は主に60歳以上の高齢者が優先対象となっています。

3 いずれの場合であっても、当地でのワクチン接種を行うかの判断に当たっては、ワクチン接種による感染・重症化予防効果や副反応のリスクの双方を勘案の上、各自で御判断ください。また、当地における接種プログラムは、インドネシア政府により行われるものであり、ワクチン接種や健康被害の場合の補償・救済措置についても同政府の方針・制度によるものとなります。インドネシア国内で使用されているか使用予定とされているワクチンの種類や現時点で判明している情報については、こちら( https://www.id.emb-japan.go.jp/vaccine_20210602.pdf )を参考にしてください。

4 当館としては、インドネシア政府に対し、希望する在留邦人のワクチン接種を可能とする方針を示すよう、引き続き働きかけを行い、新たな情報が得られた段階で、随時お知らせします。

5 なお、日本政府は、現在、海外在留邦人の方々で、在留先での新型コロナウイルスのワクチン接種に懸念等を有し、日本に一時帰国してワクチン接種を行うことを希望する方々(在留先でワクチンを既に接種された方を除く)を対象としたワクチン接種事業を、今夏以降、今後の国内の接種状況や海外の在留邦人の状況を踏まえつつ、成田空港及び羽田空港又はその周辺で実施する方向で、準備を進めています。事業の詳細は調整中ですが、以下のリンクを通じた一時帰国意向調査のためのアンケート実施に御協力をお願いしています(6月6日(日)まで。)

リンク:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe0EaSmF6nc5j0Q9R01ccAxfazHCehl1OkKeVsS4vihFl4Ohg/viewform?usp=sf_link

アンケートについては、5月27日付け当館お知らせ( https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase21_73.html )を参照してください。また、今後もワクチン接種のための一時帰国については、随時お知らせします。

インドネシア日本国大使館 領事部

○大使館代表電話:021-3192-4308(24時間連絡可能)

新型コロナウイルス関連相談の専用番号

(開館日:午前9時〜午後12時30分,午後1時30分〜午後4時45分)

 :021-3983-9793,021-3983-9794

○ 大使館ホームページ:http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html

○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp

                http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)

※このメールは,在留届,メールマガジン及びたびレジに登録されたメールアドレスに自動的に配信されています。

※在留届を提出されている方は,記載事項変更(転居等による住所変更,携帯電話番号やメールアドレスの変更等)又は帰国・転出の際には,必ず手続きをお願いします。(ORRnet:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/

※3か月未満の短期渡航者の方は,「たびレジ」の登録をお願いします。登録者は,滞在先の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メールの受信が可能です。

(たびレジ:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

※たびレジ簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願いします。

  https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete 以上