リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況（５月２６日）

１　リトアニア国内における感染者等（５月１９日から５月２５日まで）

新規感染者：計４，３７２名（先週６，５５７名）

（１９日８８０名，２０日８５０名，２１日８３６名，２２日４７０名，２３日２７６名，２４日５３７名，２５日５２３名）

累計感染者：計２７２，２３１名

新規死亡者：計６８名（先週６６名）

累計死亡者：計４，２２０名

注意：感染者数等は政府公式HPで発表された人数を元に当館で計算しておりますが、後に変更されることもあります。

２　報道内容

・21日，直近14日間の10万人当たりの感染者数が500人未満となり，感染レベルが最悪の「D」から「C3」へと移行しました。また，もう一つの規制緩和の基準値である陽性率も4.7％まで下がったとしています。

・25日，国立社会保健センターは，少なくとも1回のワクチン接種を終えた者が人口の3割を超えた時点で，目に見えて感染者数，クラスター数が減少傾向に転じたと発表しました。クラスター数に関して言えば，1週間で448件から386件に減少しました。一方，家庭内感染の状況には変化がなく，依然として感染経路の約三分の1を占めているとしました。状況が改善されているとはいえ，手洗い，安全なソーシャルディスタンスの確保，マスクの着用，屋内での密集を避けるなど，基本的な感染予防策の重要性に変わりはなく，引き続き感染予防対策を怠らないよう注意喚起を行っています。

・リトアニア政府は，26日の政府会議で，検疫期間の6月末までの延長を協議する見込みとしています。シモニーテ首相は，検疫の完全解除には慎重であるべきだが，今後も段階的に規制を緩和していきたいと述べています。

・26日，ドゥルキース保健大臣は，現在のペースで感染者数の減少が続き，ワクチン接種者の割合が増加していけば，6月末を以て，検疫期間を終了させることができるかもしれないと述べました。感染状況は確実に改善されているが，パンデミックを克服したと言うことは出来ず，まだ気を抜くことは許されないとしています。

・５月２６日付，過去２週間のリトアニアの１０万人あたりの感染者数は３９３．９人(先週５３４．８人)です。

３　感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について

【新型コロナ相談窓口】（１８０８）

在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど，新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

ア　コロナ相談窓口（午前8時から午後8時，英語可能）「１８０８」に電話をして状況を説明する。

イ　指示により病院に行く必要がある場合には，バスやタクシーの使用は出来ず，自家用車で行く必要がありますが，自家用車が無い場合には，自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

ウ　検査後は，検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で，入院の必要があると判断される場合には，救急車が来ます。

上記のようなドライブスルー検査を行っております。

詳しくは，

「こちら（https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html）」