リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況（５月１２日）

１　リトアニア国内における感染者等（５月６日から５月１２日まで）

　　新規感染者：計８，３１１名（先週８，１２１名）

　　（６日１３５６名，７日１２６４名，８日１５１８名，９日８９３名，１０日７９２名，１１日１２５８名，１２日１２３０名）

　　累計感染者：計２６１，１２８名

　　新規死亡者：計６６名（先週９３名）

　　累計死亡者：計４，０５９名

　　注意：感染者数等は政府公式HPで発表された人数を元に当館で計算しておりますが、後に変更されることもあります。

２　報道内容

・リトアニア政府は，感染拡大防止のため，5月31日まで検疫強化策を実施しております。詳しくはこちら（ https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00151.html ）をご覧ください。

・１１日，シモニーテ首相は、国内の感染状況について、安定はしているが、悪い状態が続いているとして、当面の間、規制緩和は行わないと述べました。一方、状況がこれ以上悪化しない限り、検疫規則の厳格化も考えていないとも述べております。現在のクラスター対策は以前よりも効果的に実施されており，並行してワクチン接種のスピードも上がっていると述べており，今後の検疫体制を考えるうえで最も重要な指標は入院患者数との考えを示しました。

・１１日，国立社会保健センターが発表した先週1週間の感染状況によると、クラスター数の増加は見られるものの、前週と比べて大きな差はなく、安定しているとのことです。クラスター件数に関しては、サービス、医療分野では減少、社会介護施設ではクラスターは発生はないが，食品製造、縫製、家具製造、運送分野で若干増加し、更に，家庭内感染の割合は25.6％と依然として高い数字となっていると述べています。

・５月１２日付，過去２週間のリトアニアの１０万人あたりの感染者数は５９０．９人(先週５７５．３人)です。

３　感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について

　　【新型コロナ相談窓口】（１８０８）

　　在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど，新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

　ア　コロナ相談窓口（午前8時から午後8時，英語可能）「１８０８」に電話をして状況を説明する。

　イ　指示により病院に行く必要がある場合には，バスやタクシーの使用は出来ず，自家用車で行く必要がありますが，自家用車が無い場合には，自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

　ウ　検査後は，検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で，入院の必要があると判断される場合には，救急車が来ます。

　　上記のようなドライブスルー検査を行っております。

　　詳しくは，

「こちら（https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html）」

　をご覧ください。

　　ドライブスルー検査以外にも，有料ではありますが，私設のクリニックで検査を受けることもできます。