パキスタン国内における新型コロナウイルス感染症拡大防止措置

【ポイント】

○パキスタン政府は４月２３日、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大防止措置のため、５月１７日までの間、コロナ陽性率が５％を超える都市に所在する学校の閉鎖、午後６時以降の営業活動の禁止、週２日間の営業禁止日等を定めた措置を発表しました。

○イスラマバード首都圏は、上記を受け４月２４日以降、学校の閉鎖を含む全ての処置を適用することを公表しております。

【本文】

１　パキスタン政府は４月２３日、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）拡大防止措置のため、５月１７日までの間、これまでの対策に加え、以下の感染防止策を公表しました。

（１）コロナ陽性率が５％を超える都市に所在する全ての学校を閉鎖し、オンライン授業の実施。

参考：主な陽性率５％以上の地域（カラチ、ラホール、イスラマバード、ラワルピンディ、ムルタン、ハイデラバード、ギルギット、ムザファラバード、ミルプール、ペシャワール、クエッタ等）

（２）午後６時以降の営業活動の禁止（ガソリンスタンド、医療機関、薬局等を除く）。

（３）週２日の営業禁止日の設定（ガソリンスタンド、医療機関、薬局等を除く）。イスラマバードは、土日を指定。

（４）レストランでの屋内外での食事の禁止、持ち帰り及び宅配での営業は許可。

（５）全国の屋内ジムの営業禁止。

（６）全ての公共・民間事業者の営業時間は午前９時から午後２時まで。

（７）全ての公共・民間事業者は５０％の在宅勤務を厳格に実施。

２　上記を受け、イスラマバード首都圏では、４月２４日以降、学校の閉鎖を含む全ての処置を適用することを公表しております。

３　在留邦人の皆様におかれましては、引き続き感染予防策の徹底を心がけてください。以下、日本における対策として厚生労働省からの報告もご参照ください。

４　なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。

○当館ホームページ：

○在留届及び「たびレジ」への登録のお願い

　海外渡航前には、万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連

絡先を伝えておくようにして下さい。３か月以上滞在する方は、緊急事態に

備え、必ず在留届を提出してください。

　また、３か月未満の旅行や出張などの際には、海外滞在中も安全に関する情

報を随時受けとれるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してくだ

さい。

○緊急時の連絡先：０５１−９０７２５００（在パキスタン日本国大使館代表）