新型コロナウイルス(ラオス国内の確定症例 4月23日)

【ポイント】

○4月23日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、首都ビエンチャン60名、チャンパサック県2名、ボケオ県2名、ビエンチャン県1名の計65名のCOVID-19感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計159名になりました。

ラオス政府は首相府令第15号( https://www.la.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00428.html )を遵守し、不要不急の外出を避けるなど対策強化に努めること、感染力が強い英国型の変異株の脅威を正しく理解し、警戒するよう呼びかけています。

〇現在、首都ビエンチャン及び以下の13県で外出制限が発令されており、ラオス航空によると国内便は5月5日まで運休予定とのことです。

ポンサリー県、ボケオ県、ウドムサイ県、フアパン県、シェンクワン県、サイニャブリー県、サイソンブン県、ビエンチャン県、ボリカムサイ県、サワンナケート県、チャンパサック県、セコン県、アッタプー県

〇感染者が訪問したことのある以下記載の場所を訪問され、発熱や咳などの症状がある方は、大使館領事班までご連絡願います。

平日8:30-17:00

大使館電話番号 021-414400, 021-414401,021-414402, 021-414403

上記以外の時間帯

閉館時緊急連絡先: 020-5551-4891

○以下2のとおり、変異株への対応を含め引き続き感染予防に万全を期してください。

【本文】

1 4月23日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、首都ビエンチャン60名、チャンパサック県2名、ボケオ県2名、ビエンチャン県1名の計65名のCOVID-19感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計159名になりました。一部感染者の詳細は以下のとおりです(その他感染者の詳細については現時点では未発表です。)。

(1)首都ビエンチャンの感染者

症例95

29歳男性

4月15日、症例59及び61を含む友人達と首都ビエンチャン・ポンタン村で宴会に参加。

4月16日、症例91及び96とサパントン村でラオス正月のお祝い。 

4月22日、陽性判定。首都ビエンチャンの病院に収容。

症例96

23歳女性、オッシー市場での小売業。首都ビエンチャン・シコッタボン郡ノンテーン村在住。

4月15日、症例59及び61を含む友人達とポンタン村で宴会に参加。

4月16日、症例91及び95とサパントン村でラオス正月のお祝い。

4月17〜19日、オッシー市場で午前4時から9時まで販売勤務した後、帰宅。

4月20日、喉の痛み及び倦怠感を感じて検査

その他、首都ビエンチャンの感染者の多くは症例59の濃厚接触者であり、下記の場所に立ち寄ったとのことです。

・首都ビエンチャン:バー/カラオケ8118(12日)、What Club(12日)、タラ―トサオ(16日)、サパントン市場(17日)、アイテック(18日)、ポンパナオ村の焼き肉屋カレー2(19日)、LTComナサイ村支店(19日)、ラッタナ・カレジの近くのカフェAMAZON20日)、M-Pointノンドゥアン村支店(22日)。  

ビエンチャン県バンビエン:タヴィースック・ホテル、タートロム洞窟等

ルアンパバーン県:フルムーンレストラン、ダオファー・カラオケ、ヴィラマハソーク・ホテル等

(2)チャンパサック県の感染者

チャンパサック県から首都ビエンチャンに移動し、同県に帰った後に感染が判明。

4月9日、パクセーから首都ビエンチャンに移動、ドゥアンチャンホテルに宿泊。

4月11日、ダイアモンド・カラオケに行く。

4月12日、パクセーに戻る。

4月22日、陽性判定。

(3)ボケオ県の感染者は症例90の濃厚接触者。

(4)ビエンチャン県の感染者は症例59の濃厚接触者。

2 従来と比較し感染・重症化しやすく、ワクチンが効きにくい可能性のある変異株がラオスを含む世界各地で報告され,急速に従来株からの置き換わりが起きつつある状況です。変異株に対する感染予防策は基本的に従来と同様ですが、引き続き関連情報に注意を払いながら,以下に従って一層の予防に努めてください。

(1)できる限り3密(密閉空間,密集場所,密接場面)を避け,家や職場などでは十分な換気を行う(30分に1回以上,数分間程度,2方向の窓を全開にする。窓が1つの場合にはドアを開ける。)

(2)流水で30秒以上かけた丁寧な手洗いを行い,また手洗いができない場合は擦式アルコール消薬(濃度60%以上95%以下のエタノール)を携行するなどの手指消毒を徹底する。

(3)人と会話等をする場合にはできる限り2m以上の距離をとる。距離がとれない場合にはマスクを着用する(マスク着用中は強い負荷の作業は避けて,こまめに水分補給をする。また,エアコンを使用するなど熱中症に注意する。)。

(4)マスクがない場合,咳やくしゃみをする際にティッシュやハンカチ,袖や肘の内側を使って口や鼻を押さえる(咳エチケット)。

(5)体調がすぐれない時には外出及び人との接触を控える。

厚生労働省HP

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

引き続き,当館からのお知らせ及びラオスCOVID19対策特別委員会の発表にご留意願います。

【問い合わせ先】 在ラオス日本大使館領事班

開館時電話:021-414-400〜403

閉館時緊急電話:020-5551-4891

メール:consular@vt.mofa.go.jp

※大使館からのお知らせメールの配信停止は,以下のURLから手続きをお願いいたします。 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/delete?emb=lao

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