首都ビエンチャンの往来封鎖(ロックダウン)未実施

【ポイント】

〇4月13日、ラオス首相府は、標記に関する通知を発出し、感染者症例50の行動歴確認,COVID-19対策特別委員会によるリスク調査及び評価の結果,現在の状況は制御できる段階にあり,社会への影響に鑑みて,首都ビエンチャンの往来封鎖は未だ行わないとしています。

〇今後、更に関連の勧告等が発出される可能性がありますので,引き続きラオス当局の発表に十分ご注意ください。

【本文】

首相府官房第368号

首都ビエンチャン 2021年4月13日

通知

宛先:首都ビエンチャン市長殿

件名:首都ビエンチャンの往来封鎖(ロックダウン)要請に対する指示

―2017年3月3日付け首相府官房の機構及び活動に関する首相令第93号に関し,

―2021年4月13日付け首都ビエンチャン報告に関し,

―2021年4月13日付けCOVID-19対策特別委員会の調査及び報告に関し,

―2021年4月13日付け首相合意及び指示に関し,

首相府は首相の合意及び指示を貴殿に通知する光栄を有する。

1) 感染者症例50の行動歴確認,及びCOVID-19対策特別委員会によるリスク調査及び評価の結果,現在の状況は制御できる段階にあり,社会への影響に鑑みて,首都ビエンチャンの往来封鎖は未だ行わない。しかし,各レベルの対策特別委員会は,2021年3月25日付け首相府官房通知第286号,31日付け同第308号,4月12日付けCOVID-19対策特別委員会追加勧告3443号を厳格に実施し,引き続きCOVID-19の予防,制御,抑制及び解決に取り組まなければならない。

2) COVID-19対策特別委員会は首都ビエンチャンと連携しつつ,引き続き上記の感染者との濃厚接触者全員の感染の有無を追跡調査し,対策特別委員会の発出した規則に基づく区域を規制すること。

3) 4月13日付け情報文化観光省通知第337号に基づき,引き続き娯楽施設,カラオケ店,酒類提供飲食店を一時閉鎖し,大人数の集まりやパーティーの開催を禁じ,結婚式については家族のみで伝統を守って実施し,レセプションは行わないこと。

4) 首都ビエンチャンが中心となって関係部門と連携し,実施の詳細につき定めた勧告を発出するとともに,本件通知を社会が承知し,理解し,厳格に実施するため,定例記者会見及び各メディアを通じた広報に関してCOVID-19対策特別委員会と連絡・報告を行うこと。

以上を貴殿に通知するとともに,本件通知の内容を実行するよう要請する。

大臣,首相府官房長官(代理署名)

カムラワン・チャンタラワン

【問い合わせ先】 在ラオス日本大使館領事班

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閉館時緊急電話:020-5551-4891

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