【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その148:新規感染者数等が極めて高い数値で推移)

●1日あたりの新規感染者数が過去最悪の23,311名となり、死者数が274名に達し、いずれも、極めて高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(12日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    23,311名(うち2,884名が入院)

(2)累積症例件数: 2,093,452名

(3)新規死者数:        274名

(4)累積死者数:     64,764名

(5)累積治癒数:  1,720,084名

(6)重症者数:       4,440名

(7)検査実施件数:13,770,164件

2 1日あたりの新規感染者数が過去最悪の23,311名となり、また死者数が274名に達し、いずれも、極めて高い数値で推移しています。

3 本日(12日)の当地における主な新型コロナウイルスにかかる報道は、以下のとおりです。

(1)厚生省報道官の発言

新型コロナにより、国内で274名が死亡し、23,311名の新規感染者が確認された。現在、全ての大都市・州都を含む295都市がレッド、99都市がオレンジに分類されている。国立新型コロナ対策本部の承認により、赤とオレンジに分類された都市・地域間の移動は禁止されている。また、45都市がイエロー、9都市がブルーに分類された。(Khabar Online_IR)

(2)保健省副大臣の発言

国内では毎日約250名が新型コロナにより亡くなっており、これは国全体の死者の約25パーセントにあたる。 我々は、社会の各部門に衛生プロトコールの遵守に従うよう説得しているが、成功していない現状である。国内の健康問題が保健サービス、保健省と政府の行動で解決できると考えることは賢明ではない。 輸入したいマスク及び人工呼吸器が没収された場合、新型コロナとその影響を考えると、支援する組織の役割が非常に重要となってくる。(IRNA)

(3)マシュハド・イマームレザ病院の感染症部門長の発言

新型コロナは未知の新しい現象であり、病気の通常の経過とすれば、新型コロナに感染した人は再感染しないとされているが、我々は新型コロナに再感染したケースを認識しており、また、新型コロナは3〜6か月間の免疫があると思われる。(ISNA)

(4)2日前、テヘラン・コロナ対策本部長は、テヘランの1日あたりの死亡者を70名と発表したが、イラン・コロナ対策本部は全国で193名と発表した。これはテヘランの約3倍にあたるが、殆どの地域(州)はレッド、テヘランの9倍以上であり、おそらく国のコロナ感染者数は、テヘランの6〜7倍になると思われる。(IRNA)

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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