ベナン大統領選挙実施に伴う注意喚起(リマインド)

・4月11日、大統領選挙の第1回投票が行われます(選挙キャンペーン期間 3/26〜4/9)。

・5月9日、第2回投票が予定されています。

※第2回投票は、第1回投票で当選者が選出されなかった場合に行われます(選挙キャンペーン期間 4/26〜5/7)。

・本選挙に関連し、ベナン国内では、一部の市民らがタイヤを燃やして幹線道路を封鎖し、車両に対する放火や店舗の略奪などを行ったと報じられています。

・引き続きベナン国内情勢を注視し、情報収集を行うと共に、安全な行動に心掛けますようお願いいたします。

1. ベナンでは、4月11日に大統領選挙の第1回投票を控え、4月9日まで選挙キャンペーンが行われています(第1回投票で当選が決まらなかった場合、5月16日に第2回決選投票が行われます)。

本選挙については、反政府派の間には平和的なデモが呼びかけられています。一方で、報道によれば、コトヌ市内ではデモ参加者が大量検挙されたほか、中部コリーヌ県(サヴェ、バンテ)、北部ボルグ県(パラク)などにおいて、一部の市民らがタイヤを燃やして幹線道路を封鎖し、車両に対する放火や店舗の略奪などを行ったとのことです。

なお、8日、サヴェにおいて道路封鎖を解除しようとした治安当局が抗議者に対し威嚇発砲したところ、死傷者が発生したと伝えられています。

2. 今次選挙プロセスがベナン国内の治安情勢に影響を及ぼすおそれがあることに留意してください。

11日の投票日及びその前後には、混乱や暴動が発生する可能性も否定できません。投票後は、13日から15日にかけては暫定結果の発表が、20日から25日にかけては憲法裁判所による確定結果の発表が予定されており、治安の悪化が尾を引くことも考えられます。

引き続きベナン国内情勢を注視し、情報収集を行うと共に、安全な行動に心掛け、既にお伝えしているとおり万全な安全対策を取られますようお願いいたします。

3. 留意事項

・特に投票日当日は、不要不急の外出をしない(食料などは備蓄されていることを前提に、外食のために出かけることは控えてください)。自らの安全を最優先にお考えください。

・概ね7〜10日分の食料や水を備蓄することをお勧めします。

・車のガソリンを満タンにしておくことをお勧めします。

・発電機の燃料を十分に準備しておくことをお勧めします。

・やむを得ず外出する際には、行き先や目的、帰宅時間などについて、会社や団体の同僚や信頼できる友人と共有することをお勧めします。また、外出時には、必ず身分証を携帯してください。

・電話、インターネットの遮断があることも想定してください。

・デモや群衆には近づかない。発見次第、直ちにその場から離れる。

・外出時には周囲の状況に十分注意して行動し、煙が立っている方向や人々が騒ぐ声がする方向を避ける。

・放火や略奪防止のため、自宅前には車を駐車したり、燃やされるものを放置したりしない。

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