ベナン大統領選挙実施に伴う事案の発生(注意喚起)

・5日深夜から6日未明にかけ、コトヌ市のエトワール・ルージュにおいて、道路上でタイヤが燃やされた他、周辺で破壊行為が行われました。

・6日朝、北部ボルグ県チャウル市においてデモが発生し、デモ参加者が軍車両に乗り込む事案が発生しました。

・引き続きベナン国内情勢を注視し、情報収集を行うと共に、安全な行動に心掛けますようお願いいたします。

1. ベナンでは、4月11日に大統領選挙の第1回投票を控え、4月9日までの間選挙キャンペーンが行われています(第1回投票で当選が決まらなかった場合、5月16日に第2回投票が行われます)。

報道によれば、

(1)5日深夜から6日未明にかけ、コトヌ市内エトワール・ルージュにおいて、タイヤが燃やされ、周辺において破壊行為が行われました。これを受け、治安当局はエトワール・ルージュを封鎖して交通を迂回させると同時に、コトヌ市内各所において警備措置を行ったとのことです。当館近くにおいても、マリーナ通りが米大使館前で封鎖されました。

※本件との関連性は不明ですが、3日深夜から4日未明にかけ、同エトワール・ルージュで勤務中の警察官が射殺され、武器を奪われる事件が発生しています。

(2)6日朝には、北部ボルグ県チャウル市においてデモが発生し、デモ参加者が軍車両に乗り込む事案が発生しました。

(3)WhatsAppのようなSNS上では、ベナン国内数か所において、夜間に混乱が生じた様子を撮影した動画が拡散している模様です。その中には、銃の発砲音らしき音が確認できるものも含まれています。

2. 今次選挙プロセスがベナン国内の治安情勢に影響を及ぼすおそれがあることに留意してください。

上記1.のとおり、これまでのところ事案が散発的に発生しているものの、大きな混乱や暴動には発展していません。一方で、引き続きベナン国内情勢を注視し、情報収集を行うと共に、安全な行動に心掛け、既にお伝えしているとおり万全な安全対策を取られますようお願いいたします。

【留意事項】

・特に投票日当日は、不要不急の外出をしない(食料などは備蓄されていることを前提に、外食のために出かけることは控えてください)。自らの安全を最優先にお考えください。

・概ね7〜10日分の食料や水を備蓄することをお勧めします。

・車のガソリンを満タンにしておくことをお勧めします。

・発電機の燃料を十分に準備しておくことをお勧めします。

・やむを得ず外出する際には、外出の目的及び帰宅時間などについて、会社や団体の同僚や信頼できる友人と共有することをお勧めします。

・電話、インターネットの遮断があることも想定してください。

・デモや群衆には近づかない。発見次第、直ちにその場から離れる。

・外出時には周囲の状況に十分注意して行動し、煙が立っている方向や人々が騒ぐ声がする方向を避ける。

・放火や略奪防止のため、自宅前には車を駐車したり、燃やされるものを放置したりしない。

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【問い合わせ先】

ベナン日本国大使館

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郵便物宛先 Ambassade du Japon 08 B.P. 283 Tri Postal, Cotonou, Benin

電話(+229)21 30 59 86(開館時間のみ)

電話(+229)97 97 56 99(閉館時間、緊急連絡先)

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