週末の外出規制強化等について(新型コロナウイルス関連情報(第81報):3月30日)

●3月30日、トルコ政府は、新型コロナウイルス対策に関する決定を発表しました。

内務省発表(トルコ語):https://www.icisleri.gov.tr/81-il-valiligine-koronavirus-tedbirlerinin-gozden-gecirilmesi-genelgesi-gonderildi

トルコ保健省の発表を含め、概要は以下のとおりです。

●規制強化の基準を、感染リスクが「低い(青)」、「中(黄)」、「高い(オレンジ)」、「非常に高い(赤)」の4つに色分けし、現在の感染状況に従って規制強化を行う。

※その他トルコ各県の色分けについては、トルコ保健省HPをご参照ください。https://covid19.saglik.gov.tr/

●感染リスクが「非常に高い(赤)」の該当県(イスタンブール県、アンカラ県、イズミル県を含む58県は「非常に高い(赤)」)

・平日は、21時から5時までの外出規制が実施される。

・週末は、金曜日の21時から月曜日の5時までの外出規制が実施される(土日は終日外出規制となる)。

●感染リスクが「高い(オレンジ)」の該当県

・平日及び土曜日は、21時から5時までの外出規制が実施される。

・週末は、土曜日の21時から月曜日の5時までの外出規制が実施される。

●感染リスクが「中(黄)」及び「低い(青)」の該当県

・21時から5時までの外出規制が実施される(週末の外出規制は無し)。

●その他

・外出規制時間帯も10時から17時までの間、食料品店及び日用品店等は営業することができる。

・全ての県において、カフェ・レストラン等の営業は収容可能な人数の50%までの制限のもと(リスクグループに応じた外出規制時間帯外の)7時〜19時まで営業することができ、19時〜21時までは配達及び持ち帰り、21時〜24時までは配達のみ営業することができる。来店客は、入店時HESコードの確認を受ける。カフェ・レストラン等は、終日外出規制日であっても10時から20時まで配達サービスのみ営業することができる。

●規制の詳細につきましては、各県庁にお問い合わせください。

各県庁ホームページ(トルコ語):https://www.icisleri.gov.tr/valilikler

●以下の回章で示された決定に従わなかった場合、処罰される可能性がありますので、ご留意ください。

1 新たな決定を行うまで、各県のリスクごとのグループ分けを以下のとおり変更した。

「低い」リスクグループの県:

シュルナク(1県)

「中」リスクグループの県:

バトマン、ビトリス、ディヤルバクル、ハッカーリ、マルディン、ムシュ、シールト、シャンルウルファ、ウシャク、ヴァン(10県)

「高い」リスクグループの県:

アダナ、アフィヨンカラヒサル、アール、ビンギョル、ブルドゥル、デニズリ、ハタイ、カフラマンマラシュ、カルス、クルシェヒル、マニサ、トゥンヂェリ(12県)

「非常に高い」リスクグループの県:

アドゥヤマン、アクサライ、アマスヤ、アンカラアンタルヤ、アルダハン、アルトゥヴィン、アイドゥン、バルケシル、バルトゥン、バイブルト、ビレヂック、ボル、ブルサ、チャナッカレ、チャンクル、チョルム、ドゥズヂェ、エディルネ、エラズー、エルジンヂャン、エルズルム、エスキシェヒル、ガージアンテプ、ギレスン、ギュムシュハーネ、ウードゥル、ウスパルタ、イスタンブールイズミル、カラビュック、カラマン、カスタモヌ、カイセリ、クルッカレ、クルクラーレリ、キリス、コヂャエリ、コンヤ、キュタヒヤ、マラティヤ、メルシン、ムーラ、ネヴシェヒル、ニーデ、オルドゥ、オスマーニエ、リゼ、サカルヤ、サムスン、シノップ、シヴァス、テキルダー、トカット、トラブゾン、ヤロヴァ、ヨズガット、ゾン

グルダック(58県)

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(1)前回の回章でリスクグループ毎に実施された平日、週末の外出規制を以下のとおり新たに調整した。

●平日

 21:00から翌日の5:00までの間、トルコの全ての県で外出規制が継続される。

●週末

 「低い」「中」グループに分けられた県の週末の外出規制は、平日の外出規制と同様に21:00から翌日の5:00まで実施される。

 「高い」グループに分けられた県の週末の外出規制は、土曜日21:00から日曜日は終日外出規制を実施し、月曜日の5:00に終了する形で実施する。

 「非常に高い」グループに分けられた県の週末の外出規制は、金曜日21:00から開始し、土曜日と日曜日は終日外出規制を実施し、月曜日5:00に終了する形で実施する。

(2)実施する外出規制に伴い、以前各県に通知した外出規制から免除される場所及び職業リストに記載されている例外事項と外出規制の実施期間及び都市間の移動に関する規制事項の実施はこれまでと同様に継続される。

(3)外出規制のルールに基づきながら、土曜日と日曜日に、スーパーマーケット、商店、青果店精肉店、乾物店及び生花店等は10:00−17:00の間営業できる。また、別途定められる時間内で、右店舗は電話またオンラインで注文を受け取って配達販売が可能。

(4)土曜日と日曜日はパンを生産している、あるいは小麦製品を生産している販売店は、パンを販売している店舗のみ営業できる。

(5)レストラン、ケーキ店、菓子店等の店舗は土曜日と日曜日は10:00−20:00までのあいだ配達サービスでのみ営業をすることができる。

(6)オンラインで注文を受ける企業等も土曜日と日曜日は10:00−24:00まで配達可能。

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(1)すべての感染リスクのグループの飲食店(食堂、レストラン、カフェ、ケーキ店、菓子店等)及び大衆喫茶、オープンカフェのような店舗は、保健省Covid-19感染症管理営業ガイドラインに記載されているテーブルやイスの間隔に関する条件に従い営業する。屋外と屋内それぞれの条件に従い収容可能数の50%までの制限付きで店舗で設置できるテーブルと椅子の数に従い最大収容人数は決定される。HES(感染者追跡システム)コードを来店者から確認しつつ、(リスクグループに応じた外出規制時間帯外の)7:00−19:00までの間、来店者を受け入れることができる。

(2)右店舗では、同じテーブルに「低い」「中」リスクグループの県では最大で4名、「高い」「非常に高い」リスクグループの県では最大で2名同時に座ることが許可される。

(3)全てのリスクグループは飲食店の営業は19:00−21:00までのあいだは配達及び持ち帰り、21:00−24:00は配達でのみ営業でき、グループ分けにより終日外出規制が実施される県では土曜日や日曜日は10:00−20:00までのあいだ配達でのみ営業することができる。

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(1)市民社会団体や公的機関による集会、結婚式、運動場、プールのような施設に対する規制は、以前送付された回章に記載の通り、従来のものが継続される。

(2)「高い」「非常に高い」リスクグループの県で、すでに今週末(4月3−4日)に予約が行われている結婚式や披露宴は例外とする。

5 インターネットカフェ、ビリヤード場、遊園地、ハマム、サウナ、マッサージ店等は、「低い」「中」「高い」県では収容可能数の50%までの制限付きで07:00−19:00に営業可能。「非常に高い」県では県公衆衛生委員の決定による。

6 感染拡大の原因に指摘されている家族や親戚の集まりに対する規制は強化される。

在トルコ日本国大使館

代表電話:0312-446-0500(領事班内線番号:291,258)

FAX :0312-437-1812

メール:ryoji@an.mofa.go.jp

○大使館ホームページ:https://www.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/ 

○外務省海外安全ホームページ: https://www.anzen.mofa.go.jp

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