ジブチでのテロに対する注意喚起

●報道によると、3月27日、ソマリアを拠点に活動する過激派組織アル・シャバーブは、ジブチの若者に対し、ジブチにある米国とフランスの権益を攻撃するよう促す動画を公表しました。

●2014年5月には、当地でも自爆テロが発生しており、再度発生する可能性も排除されません。

●常に最新情報の入手に努め、安全確保に十分注意を払ってください。

テロの被害に遭う確率を減らすため、以下の対策をお願いします。

(1)最新の関連情報の入手に努める。

(2)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。

 観光施設、観光地周辺の道路、記念日・祝祭日等のイベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関等人が多く集まる施設、教会やモスク、シナゴーグ等の宗教関連施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関連施設)等。

(3)上記(2)の場所を訪れる際には、周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

(4)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。

(5)以下の一般的な留意事項に留意する。

【車両突入の場合】

●ガードレールや街灯などの遮へい物が無い歩道などでは危険が増すことを認識する。

【コンサート会場、スポーツの競技場、空港等の閉鎖空間】

●会場には時間より早めに入る、終了後はある程度時間を置いてから退出するなど、人混みを避けるよう努める。

●セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり、こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に近寄ったり長居することはせず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。

●不測の事態の発生を念頭に、出入口や非常口、避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。

●パニック状態となった群衆の中で負傷するおそれもあり、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。

【爆弾、銃器を用いたテロに遭遇した場合】

●頑丈なものの陰に身を低くして隠れる。

●周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。

●爆発は複数回発生する可能性があるため、爆発後に様子を見に行かない。

【刃物を用いたテロに遭遇した場合】

●犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。

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〔お問合わせ先〕

 在ジブチ日本国大使館(領事班)

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