リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況（３月１７日）

１　リトアニア国内における感染者等（３月１１日から３月１７日まで）

　　新規感染者：計３，４９０名（先週２，９９４名）

　　（１１日６１０名，１２日３６１名，１３日６２６名，１４日４０７名，１５日２６１名，１６日６５５名，１７日５７０名）

　　累計感染者：計２０６，８８９名

　　新規死亡者：計７６名（先週７０名）

　　累計死亡者：計３，４２７名

　　注意：感染者数等は政府公式HPで発表された人数を元に当館で計算しておりますが、後に変更されることもあります。

２　報道内容

・リトアニア政府は，３月３１日まで検疫強化期間を実施しております。３月１５日より移動制限や店舗の営業条件等一部は緩和されております。詳しくはこちら（ https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00151.html ）を確認ください。

・リトアニア政府は感染影響国リストに、全世界の国を加えております。これにより，リトアニアに入国する際には，PCR検査の陰性証明や自主隔離が必要となります。入国の条件等については、こちら(https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00112.html )を確認ください。

・１６日，シモニーテ首相は、検疫強化期間については、間違いなく4月以降も継続するだろうとし、規制緩和については今後の状況次第としつつも、現状を見るとあまり多くは期待できないのではないかと述べました。

・１５日に開かれた政府会議にて、リトアニア国内でイギリス型変異ウィルスが広まりを見せているとの発表がありました。現在リトアニアではスペイン起源のウイルスが大半を占めていますが、2月中旬の時点で、イギリス型が約15％を占めていると考えられ、その感染力を考えると、今後急速に増加する可能性があるとのことです。地域によっても差があり、マリヤンポレとビリニュスでの増加が顕著である一方、シャウレイ、パネベジス、ウテナでは殆ど発見されておらず，現時点で状況が急速に悪化するような兆候は見られないが、良くなるとする根拠もない状態とのことです。

・３月１７日付，過去２週間のリトアニアの１０万人あたりの感染者数は２３３．０人(先週２３１．４人)人です。

３　感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について

　　【新型コロナ相談窓口】（１８０８）

　　在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど，新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

　ア　コロナ相談窓口（午前8時から午後8時，英語可能）「１８０８」に電話をして状況を説明する。

　イ　指示により病院に行く必要がある場合には，バスやタクシーの使用は出来ず，自家用車で行く必要がありますが，自家用車が無い場合には，自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

　ウ　検査後は，検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で，入院の必要があると判断される場合には，救急車が来ます。

　　上記のようなドライブスルー検査を行っております。

　　詳しくは，

「こちら（https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html）」

　をご覧ください。

　　ドライブスルー検査以外にも，有料ではありますが，私設のクリニックで検査を受けることもできます。