【大使館からのお知らせ】オマーンにおける新型コロナウイルスの状況・対策(第84号)

【ポイント】

オマーン政府の新型コロナウイルス対策高等委員会は、引き続き国内全県における海岸及び公園の閉鎖、あらゆる種類の集会の禁止及び自宅や私的な空間での集まりの自粛を継続することを発表しました。

【本文】

在留邦人、たびレジ登録のみなさまへ

1 2月25日、オマーン政府の新型コロナウイルス対策高等委員会は、引き続き国内全県における海岸及び公園の閉鎖、あらゆる種類の集会の禁止及び自宅や私的な空間での集まりの自粛を継続することを決定、発表しました。

2 同日、同委員会は、記者会見を開催し、保健省、社会開発省及びオマーン王立警察の代表が出席しました。保健大臣からは、特に以下の発言がありました。

○現在の疫学的状況は痛ましく、憂慮する。

○1月中旬から現在に至るまで、感染者数が増え始め、入院患者数が危険な方向に転じ始めたことは残念なことである。

○施設の検疫に置かれた人々の多くが、衛生対策の遵守を回避している。

○東地中海地域は依然として症例数の増加にあるが、他の地域では安定、或いは、症例数の減少もあるようである。

○疫学的状況が、1か月後、或いは1か月半後にどのようになるか、まだ見通しはたたない。

3 2月25日のオマーン保健省の発表によれば、24日に288件の新規感染を記録し、24日までの累積感染症例数は140,588件(死亡件数は1,562件、治癒件数は131,684件、治癒率94%)、24日の入院件数は192件(新規29件、ICU68件)です。

4 オマーン保健省は、(1)2月9日のツイッターオマーン入国者の空港到着時、(2)同10日にはオマーン入国者以外のPCR検査陽性者及び同陽性者との濃厚接触者の所要手続きについて、フローチャートを掲載しています。以下のリンクをご参照下さい。

(1) https://twitter.com/OmaniMOH/status/1359037274760114179/photo/1

(2) https://twitter.com/OmaniMOH/status/1359364175961747459/photo/1

5 海外から日本へ入国するすべての方は、国籍を問わず、検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要です。加えて、海外から日本へ入国するすべての方は、国籍を問わず、検疫所へ「誓約書」の提出が必要です。14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存、接触確認アプリの導入等について誓約いただくことになりますが、「誓約書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただきます。また、誓約に違反した場合は、検疫法に基づく停留措置の対象となり得るほか、(1)日本人については、氏名や、感染拡大防止に資する情報が公開され得ること、(2)在留資格保持者については、氏名、国籍や感染拡大防止に資する情報が公開され得ること、また、在留資格取消手続及び退

去強制手続等の対象となり得ることがあります。

詳細は以下のサイトでご確認ください。

厚生労働省ホームページ(水際対策に係る新たな措置について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html#h2_free1

厚生労働省ホームページ(水際対策の抜本的強化に関するQ&A)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

6 ご自身の健康とオマーン国内での感染拡大防止のため、不要不急な外出は避けて、外出時にはマスク着用を忘れずに(公共の場でのマスク不着用に対する罰金は100オマーン・リヤル)、十分な感染予防に引き続き努めてください。

新型コロナウイルスの感染・疑いがある場合は、必ず当館までご一報ください。)

(問い合わせ先)

オマーン日本国大使館

−住所:Villa No.760、 Way No. 3011、 Jamiat Al-Duwal Al-Arabiya Street、 Shati Al-Qurum

−電話:(+968)24601028

−FAX:(+968)24698720

−ホームページ:https://www.oman.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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