SMS等を介したフィッシング詐欺事案(いわゆるスミッシング)などに対する注意喚起

 オランダ警察によると、SMS等を介したフィッシング詐欺事案(いわゆるスミッシング)などによる被害が依然として多くみられているとのことであり、警察は、こうした詐欺事案に対する注意喚起を行っております。例えば、以下のような事例がみられているとのことですので、被害に遭うことのないよう十分な注意を払ってください。

1 銀行、税務署などの機関を語ったSMS等が送信されてくるとともに、こうしたメッセージにおいて料金等の支払いを要求されるほか、記載されているリンクをクリックし、自身の個人情報を入力するよう求められる。

2 PostNL、DHLなどの宅配業者を語ったSMS等が送信されてくるとともに、こうしたメッセージにおいて、自身宛の荷物があることを告げ、その荷物を配送するためには配送料の支払いが必要になるとして、記載されているリンクへ誘導、自身の個人情報を入力するよう求められる。

 警察は、こうしたSMS等を受け取った場合には、安易にこれに反応しないこと、また、リンク等をむやみにクリックすることのないよう呼び掛けるとともに、こうしたSMS等の送り元となっている組織に報告するよう呼び掛けております。加えて、警察は、万が一被害に遭ってしまった場合には、速やかに警察に報告するほか、こうしたSMS等を介した詐欺について、詐欺ヘルプデスク( https://www.fraudehelpdesk.nl/ )に報告することも呼び掛けております。

 一般的に、こうした機関や業者がSMS等を通じて支払いや個人情報の提供を求めることはありません。万が一、こうしたSMS等を受け取った際は当該機関に直接確認を行うなどしてください。また、こうしたメッセージを介した支払いには応じないことや記載されているリンクを安易にクリックしないことはもちろん、メッセージ自体に返信することで個人情報を提供することも絶対に行わないでください。

 ※各機関もこうした詐欺に対する注意喚起を行っております。この機会にご確認ください。

 例)税務署関係

https://www.belastingdienst.nl/wps/wcm/connect/bldcontentnl/standaard_functies/prive/contact/fraude_misdaad_en_misstanden_melden/valse_mail_brieven_telf_app/

 この他、いわゆるワッツアップ詐欺と呼ばれる詐欺被害もみられております。こちらは、ワッツアップ等を通じ、友人を語って緊急に金銭が必要であるなどとするメッセージが送られてくるといった形態の詐欺となりますが、こうした際にも、安易に要求に応えることはせず、まずは当該友人に対して改めて直接確認を行うなどしてください。

 仮に、電話番号やパスワードといった個人情報を安易に提供してしまった場合には、自身のアカウントが乗っ取られる事態や銀行口座から金銭が引き落とされてしまうなどの被害に繋がるおそれがあります。重要な個人情報は、日頃から他人に容易に教えることがないよう意識するなど、十分な注意を払ってください。

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