エボラ出血熱(エボラウイルス病)感染予防のために

●14日、ギニア保健省は、ゼレコレ県グエケにおいて、エボラ出血熱の発生を宣言しました。既にゼレコレ県において5名の死者が発生しています。今後、発症地域や発症者数が周辺地域に拡大することが懸念されます。

エボラウイルス病に感染しないよう、下記を参考に、感染者が発生している地域には絶対に近付かないようにし、感染者又は感染の疑いがある人との接触は避け、野生動物の肉(bush meatやジビエ肉)を食さないなど、エボラウイルス病の感染予防を心掛けてください。

1 概要

エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症で、極めて致死率の高い疾患です。感染経路は、野生動物(コウモリやサルなど)から人にウイルスが伝播し、生活環境の中(家族内、医療機関内)で人から人へと感染を繰り返し拡大します。通常7〜10日程度(2〜21日)の潜伏期の後、突然の全身の倦怠感、38度以上の高熱、頭痛、筋肉痛などで始まり、嘔吐や下痢などの消化器症状が出現、脱水症から多臓器不全に陥り、死に至ります。2013年末から2016年頃にはギニアシエラレオネリベリアの3か国を中心に爆発的な流行があり、1万人以上の死者が発生しました。今回、6年ぶりにエボラ出血熱の感染者、死亡者が確認され、今後、前回同様に流行する可能性がありますので下記の感染予防対策を心掛けてくだ

さい。

2 予防対策

(1)野生動物からの感染リスクを減らす

コウモリやサルなどの動物、および、その死骸に近づかない、触らないようにしてください。また、加熱処理が十分でない野生動物の肉(bush meat、ジビエ肉)を食べないようにしてください。

(2)人からの感染リスクを減らす

エボラウイルスは、皮膚の傷や、眼、口、耳の粘膜等の直接接触で人から人へと拡がります。感染が疑われる人や死亡した人、汚染された物との接触を避けるために、流行地域での葬儀への参列、握手等の身体的接触、衣服・所持品へ触れることを避けてください。

(3)手洗いで清潔な環境を保つ

アルコールなどの消毒薬や、石けんと流水による十分な洗浄を心掛けてください。

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