注意喚起(市内銃撃戦の発生 ハリスコ州サポパン市)

ハリスコ州サポパン市の日本人が利用する大型ショッピングモール・アンダレス付近にあるレストラン(Los Otates)で、犯罪組織同士と思われるの銃撃戦があり、店内に同組織のメンバーと思われる1名が誘拐され、3名が負傷したとの報道がありました。

本件は日本人が巻き込まれた事件ではありませんが,ご家族や社員の方にも情報を共有ください。

1.事件概要

(1)報道によれば2021年2月8日(火)午後1時頃、ハリスコ州サポパン市プエルタ・デ・イエロー(Puerta de Hierro)地区にある日本人が利用する大型ショッピングモール・アンダレス付近にあるレストラン「Los Otates」前に少なくとも4台の車両が停車、自動小銃等の強力な武器を所持した数名の男性グループが降りてきて、周囲を警戒すると共に数名が店内に入ってきた。男らは店内にいる男性グループに向けて銃口を向けて近づいてきたところ、店内の男性グループらが所持していた銃で発砲し銃撃戦が始まった。

(2)この銃撃戦で、店内にいた店員2名と休暇で店にいた警官1名が負傷、狙われた男性グループの1名が店内に入ってきた男性らに連れ去られた。連れ去られた男は後に遺体で発見された。

(3)銃撃戦があった現場は、オフィスビルやホテルに隣接する場所であり、レストラン付近には日本人も利用する大型ショッピングモール(Andares)がある地区であった。

2.注意点

(1)この様な発砲・銃撃事件は、各地方においても少なからず発生しており、十分に注意をしていても、この様な事件現場に遭遇したりすることがあります。

(2)対策として事件現場に立ち寄らなければ、同様の事件を回避できるものではありません。万が一、発砲事件の現場に居合わせた場合に、以下の行動が即座に取れる様な知識を身につけておくことが一番重要な対策となります。

・発砲や銃撃音が聞こえたら直ちに床に伏せるか、身を低くかがめる。

・発砲や銃撃音のする方向を特定、それとは逆方向の頑丈な物陰に身をかがめながら避難する。

・周囲の安全が確認できたならば速やかに現場から離れ、絶対に事件現場には近寄らない。

・避難する時間がない、または襲撃対象となりうる場合は物陰に隠れる。

・狙い撃ちされないためにも叫ばない、目立つ行動をしない。

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