【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その136:新規感染者数等が高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が6,527名、重症者数が4,018名に達しました。いずれも、引き続き高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(28日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    6,527名(うち546名が入院)

(2)累積症例件数:1,398,841名

(3)新規死者数:        85名

(4)累積死者数:     57,736名

(5)累積治癒数:  1,189,975名

(6)重症者数:      4,018名

(7)検査実施件数: 9,125,076件

2 1日あたりの新規感染者数が6,527名、重症者数が4,018名に達しました。いずれも、引き続き高い数値で推移しています。

3 本日(28日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

感染警告情報:18都市がオレンジ状態、154都市がイエロー状態、276都市がブルー状態(昨日から変更なし)。

(2)ローハニ大統領の発言(於:国家新型コロナウイルス対策本部会議)

イスラム革命記念日の周年事業は、先端技術や想像力を活用してより盛大に開催されなければならない。(一例として、地方における国営メディアによるライブ放送を挙げた。)

●(一部都市において感染者数が増加していることに関して、)オレンジ状態又はイエロー状態に向かいつつある如何なる州及び都市においても、速やかに規制が実施されなければならない。ノウルーズ(イラン正月)時期のビジネス状況及びこれらの経済主体による衛生上の指示の遵守の重要性は、それぞれ経済衛生医療委員会及び本対策本部のレポートの中心的問題である。政府関係者がオレンジ状態又はレッド状態の都市においてかかる規制を再び実施せざるを得なくならないよう、衛生上の指示の厳格な遵守により、コロナの第四波の開始を阻止すべきだ。

●(ワクチンの国内生産及び外国産ワクチンの輸入に関して効果的な措置が実施されることを期待すると述べた上で、)国内製ワクチンは、品質上の承認の全ての段階を通過し、必要な認可を獲得出来るだろう。外国から購入されたワクチンの接種は優先事項として、バフマン月中(注:2月18日まで)に開始される。

(3)ジャハーンプール厚生省広報センター長の発言

●食品医薬品機構の(医薬品の製造及び輸入、並びに生物学的物質の適当性を判断する)第24回合法性審査委員会において、ロシアのGamaleya社製の「スプートニクV」の冷凍された1回用瓶及び5回用瓶のイランにおける緊急使用の許可を発出した。

●インド、中国、ロシア等のその他のワクチンについても引き続き審査が行われている。

(4)ラビーイー政府報道官の発言(昨27日)

●(ロシア製コロナワクチンに関して、)ワクチンに関する協議は新しいものではない。約2か月、おそらくはそれ以上前からロシア、中国、インドと協議を行ってきている。幸いなことに、ロシアとの協議は(進展が)ずっと早い。ロシアは保有する(関連)文書を我々に送付した。(イラン)厚生省の科学グループがこれら全てを調査し、質疑を行い、2日前に承認し、昨日(26日)夜に承認証をロシアに送付した。

●はじめに契約が締結される。今日明日にも(同契約に)署名し、(ワクチンの)第1便がバフマン月22日(注:2月10日)以前にテヘランに到着することを我々は望んでいる。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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