【大使館からのお知らせ】オマーンにおける新型コロナウイルスの状況・対策(第76号)

【ポイント】

オマーン政府の新型コロナウイルス対策高等委員会は、1月18日(月)午後6時から1週間、陸路の国境を封鎖する旨発表しました。

○同委員会は、検疫措置中の者が感染者追跡ブレスレットを勝手に外す等の検疫手続きに従わない者には、1,000オマーン・リヤルの罰金が科せられると発表しました。

【本文】

在留邦人、たびレジ登録のみなさまへ

1 1月17日、オマーン政府の新型コロナウイルス対策高等委員会は、1月18日(月)午後6時から1週間、陸路の国境を封鎖する旨決定、発表しました。今次措置は英国や世界各国で報告されている新型コロナウイルスの変異種の拡散を防ぐことを目的としており、状況を評価したうえで期間が延長される可能性もあるとしています。さらに同委員会は、マスクの未装着やテントでの大勢による社交行事開催など関係当局が定めた予防措置が守られていないことを受け、コミュニティにおけるウイルスの感染拡大を引き起こすとして、関係当局により、違反者を厳しく取り締まると述べています。

2 同12日、同委員会は、議長の内務大臣の主宰で会合し、検疫措置中の者が感染者追跡ブレスレットを勝手に外したり、検疫措置後のPCR検査の未受検、同ブレスレットの未返還の事案が散見されていることを受け、検疫手続きに従わない場合には、1,000オマーン・リヤルの罰金が科せられると決定、発表しました。

3 1月10日〜1月17日のオマーン保健省の発表を取りまとめると、7〜9日に538件、10日に172件、11日に164件、12日に142件、13日に178件、14〜16日に526件の新規感染を記録し、16日までの累積感染症例数は131,790件(死亡件数は1,512件、治癒件数は124,067件、治癒率94.1%)、16日の入院件数は69件(新規13件、ICU21件)です。

4 日本の厚生労働省からの情報によれば、入国時に出国前72時間以内の検査証明を提出できない帰国・入国者が散見されるとのことですので、ご帰国の際には、ご留意頂けますようお願いします。成田空港では、昨年8月3日から新型コロナウイルスの水際対策として、唾液を使った抗原検査の運用が開始されております。詳細は、以下のホームページでご確認下さい。

厚生労働省成田空港検疫所ホームページ(成田空港から入国する際の検疫手続について)

https://www.forth.go.jp/keneki/narita/soumu/pdf/202008_kensa-nagare.pdf

厚生労働省ホームページ(水際対策の抜本的強化に関するQ&A)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html

5 ご自身の健康とオマーン国内での感染拡大防止のため、不要不急な外出は避けて、外出時にはマスク着用を忘れずに(公共の場でのマスク不着用に対する罰金は100オマーン・リヤル)、十分な感染予防に引き続き努めてください。

新型コロナウイルスの感染・疑いがある場合は、必ず当館までご一報ください。)

(問い合わせ先)

オマーン日本国大使館

−住所:Villa No.760、 Way No. 3011、 Jamiat Al-Duwal Al-Arabiya Street、 Shati Al-Qurum

−電話:(+968)24601028

−FAX:(+968)24698720

−ホームページ:https://www.oman.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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