レバノンにおける新型コロナウイルス関連(2021.1.12ロックダウン措置の強化)

○1月11日、レバノン政府は、国内全域を対象としたロックダウン措置の強化を発表しました。今回の発表では、主に水際対策及び外出禁止措置(24時間禁止)が強化されました。

1 1月11日、レバノン政府は、国内全域を対象としたロックダウン措置の強化を発表しました。各種措置については以下のとおりです。

(1)有効期間

2021年1月14日(木)午前5時から同年1月25日(月)午前5時まで。

(2)水際対策の強化

レバノン入国者の感染者のうち85%を占めるバグダッドイスタンブール、アダナ、カイロ及びアディスアベバからの搭乗者は、空港到着後7日間、指定されたホテルにて隔離措置を実施(自費)し、到着日に1度目、到着から6日後に2度目のPCR検査を受ける必要があります。

○陸路及び海路における国境検問所の通行制限

航空券保有者等(トランジット)を除き、国境検問所の通行が禁止されます。

○その他の措置等

1月6日にレバノン民間航空当局が発表した措置が適用されます。

https://www.lb.emb-japan.go.jp/files/100135083.pdf

(3)外出禁止措置

国内全域を対象とし、例外等を除き24時間外出禁止となります。ただし、以下に示す機関、団体、個人については、保健省によって発表された安全措置を遵守することを条件に本規定の例外となります。

(4)公共部門及び民間部門の閉鎖

○例外を除き、全ての公共機関、行政機関、地方自治体、独立行政法人、学校(公立及び私立)、保育施設、公園、コルニーシュ、屋外及び屋内運動場、及びCasino Du Libanは閉鎖となります。

○例外を除き、全ての企業、民間団体、商店、屋外及び屋内運動場、スポーツクラブ、個人事務所、市場、映画館、博物館、劇場、オンラインゲーム施設、賭博場は閉鎖となります。

○パーティ、集会等は禁止となります。

(5)公共部門及び民間部門の閉鎖の例外

○公共機関等

ア 省庁(ただしキャパの10%以下まで。財務省についてはキャパの50%以下までとなります。)

イ国防、治安、救急関連機関

国防省内務省、国家警察軍、公安総局、国家保安局、民間防衛(Civil Defense)、レバノン赤十字地方自治体の警察機関及び消防隊

ウ 医療関係機関

保健省、公営病院及びクリニック、社会福祉センター、及びその他全ての医療及び薬事関係機関

エ インフラ関係機関

ラフィーク・ハリーリ国際空港、電力会社(EDL)及び電力整備に従事する機関、通信省、OGERO社(通信会社)及び通信環境(インターネット、固定電話及び携帯電話等)を提供する機関、エネルギー・水産源省及び燃料関連及び水の供給に従事する機関

オ 金融機関

中央銀行。商業銀行の本部及び支店については閉鎖となりますが、一部の運営関連業務は継続となります。

カ 裁判官及び弁護士

キ 外交団及び国連

○企業及び民間団体等(営業時間含む)

ア 24時間営業

医療用品製造工場、製粉所、パン工場、畜産業、漁業、養蜂業、農業、メディア、警備会社、ホテル及び家具付きアパート、ごみ収集業者、医療研究所

イ 午前2時から午前2時まで

青果店(卸売業者のみ)

ウ 午前5時から正午12時

新聞社等、精肉店(卸売業者のみ)

エ 午前5時から午後3時まで

酪農及び畜産業者等

オ 午前5時から午後5時まで

医療用品供給業者、食品等卸売業者、倉庫管理業者、スーパーマーケット、個人商店、レストラン等及び水流通業者(デリバリーのみ)、給油所

カ 午前8時から午後3時

パン屋、査証センター

キ 午前8時から午後5時

薬局及びクリニック、両替所、輸送会社、保険会社、ガソリンスタンド

(6)車両運行制限

○タクシー及び私有車両

空港へのアクセス(搭乗者等が航空券を提示することが条件)を除き運行禁止

○貨物輸送トラック

午前2時から午後2時まで運行可能。

○オートバイ

デリバリー・サービスのみ可能。

2 現地医療機関情報など

 ○在レバノン日本国大使館医務室からのお知らせ

 ○レバノン国内でPCR検査が受診可能な医療機関について

 ○レバノンへの入国

 ○日本への帰国

 ○在レバノン日本大使館への来館について

 ○その他(レバノン保健省の専門ダイアル等)

 ○参照リンク先

■外務省

・海外安全HP

・海外安全HP在レバノンからの安全情報(新型コロナウイルス関連含む)

■総理官邸HP

厚生労働省

新型コロナウイルスに関するQ&A

感染症情報

・咳エチケット

レバノン保健省(Ministry of Public Health)

  専用ダイヤル:+961-(0)1-594459、1787

各項目の詳細については下記リンク先を参照してください。

https://www.lb.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00061.html

邦人の方の感染にかかる情報及びご不明な点がございましたら下記の連絡先までご照会ください。

●在レバノン日本国大使館

 代表電話番号:+961-(0)1-989751〜3

 領事直通:+961-(0)1-989856/01-989855

 領事携帯:+961-(0)3-366018/03-345977

 領事緊急:+961-(0)3-362540

 FAX番号:+961-(0)1-989754

 このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

 「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete