WHOアフリカ地域事務局による注意喚起

・1月4日、WHOアフリカ地域事務局(WHO Regional Office for Africa、以下WHOAFRO)は、アフリカ諸国において、WhatsAppを介して“アンケート調査に協力する見返りにお金がもらえる”という内容の詐欺メッセージが流布していると注意を呼びかけています。

以下のURLから確認することができます。

https://www.facebook.com/WHOAFRO/posts/1465073623697549

・本件は、国際的詐欺メールの一種と考えられます。簡単に現金を得られるようなうまい話はありませんので、同様のメッセージやメールを受信した場合は無視し、絶対に返信することのないようご注意ください。

WHOAFROは、アンゴラ、ナイジェリア、シエラレオネタンザニア等のアフリカ諸国において、“アンケート調査に協力する見返りに現金がもらえる”という内容の詐欺メッセージがWhatsAppを介して流布していると注意を呼びかけています。

本詐欺は、WHOのロゴを使用しているものの、WHOとは全く無関係であり、個人情報を入力する見返りとして、WHOから500ユーロ(615米ドル)の報奨金がもらえるという内容になっているとのことです。

また、WHOAFROは、「WHOがEメールやその他のメッセージにより懸賞金の類いを提供することはない。」と述べています。WHOと関連があるかのように装う種々の詐欺が横行しており、これらの多くが資金やその他の利益が得られると請け合う一方で、詳細な個人情報や金銭を要求するものであるとしています。

そして、このような勧誘を受けたとしても、資金、雇用機会、助成金奨学金又はその他の利益を供与すると主張する者に対して送金したり、個人情報を返信したりしないよう忠告しています。

当館でも、これまでに国際的詐欺メールに対する注意喚起を行っていますが、

・面識がなく、名前も知らない者から突然届いた電子メールやSNSのメッセージは無視し、返信しない。

・返信してしまった場合、一方的かつ直ちに連絡を断つとともに、受信拒否登録を行う。

・“甘い話”(投資、取引の持ち掛け、宝くじの当選、遺産相続等)には裏があると警戒し、鵜呑みにしない。

・諸々の支払いや送金の要求には一切応じない(一度送金したお金を取り戻すことは極めて困難)。

などの対策を取られますようお願いいたします。

参考

外務省(国際的詐欺事件に対する注意喚起)

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2018C065.html

JETRO(国際的詐欺事件)

https://www.jetro.go.jp/contact/faq/419.html

外務省・海外安全虎の巻2021

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf

(現地大使館連絡先)

◯在ベナン日本国大使館

住所 : Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, Cotonou, BENIN

郵便物宛先 : Ambassade du Japon 08 B.P. 283 Tri Postal, Cotonou, BENIN

電話 :(市外局番なし)21 30 59 86  (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99

国外からは(国番号229)21 30 59 86

ホームページ : https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は、以下のURLから停止手続きをお願いいたします。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete